「NUE知っている?
今時、一重なんて流行らないんだよ!やっぱりNUEは流れている血が違うんだね?」確かに姉も母もくっきりとした二重でした。同級生にも同じ事を言われた事があるので眸の事はずっと気に掛けていました。「
マーゴは自分では気がついていないだけで、一重じゃなくて奥二重だよ!それと睫が長いんだね?」初めて言ってくれたのは金魚でした。有り難う!やっぱり私達は友達だったのですね?
本屋の店先で泣いてしまいました。
「あなたをずっとずっとあいしている」安西達也という絵本を見つけたからです。
凶悪なテイラノサウルスの子だと分かっていて我が子と分け隔てなく育てた草食恐竜のお母さん。ある日、自分の正体に気がついたテイラノは・・・詳しいストーリはネタばらしになるので書きません。
曠野行く 昔愛せし 木の実(このみ)かな 獣狩り 鏡の中の 我を消す作品を読み終わったらこの俳句の意味も分かると思います。この絵本を読んでくれた人がいたら一緒に感想を話し合いましょう。
私もいつしか自分がテイラノサウルスである事に気がつき始めました。普通の母親は我が子の成長を喜ぶそうですね?でも私は言われました。「お前はだんだんあいつに似てくるね?」私は自分の身体が大きくなって行くのが嫌で堪らなかったから御飯は半分残しました。学校という群れの中でも同じでした。組み体操の班分けをしながらマリは大袈裟に溜息をつきました。「先生、嫌になっちゃう!一人だけ形が違う人が交じっているんだもん!」それから「そうだ!あんたはずっと見学してていいわ!体育嫌いだから嬉しいでしょう?」私は形が違うから給食のプリンも配って貰えなかったという話は前にもしましたね?目の前でジャンケンをしてる男子を恨めしそうな顔で見ている私に対してマリは「卑しい顔」という言葉を吐きかけました。男子に抗議をしたら「そんなに欲しきゃ先生のをくれてやるわよ!」と顔に向ってプリンを投げつけられた事もあります。私は何度もマリを「殺してやろうか?」と思った事があります。私の中にも父譲りの凶暴な血が流れていたのでしよう。
「二宮金次郎を気取ってるのか知らないけれど、車に轢かれて死んじゃえば?」でもね?私が本を読みながら歩く様になったのはマリ先生が執拗にからかった胸を隠す為でした。
「マーゴはどうしていつも胸の前で腕を組んでるの?」これも同じ理由からでした。金魚は話を聞いて私の涙をハンカチで拭いてくれました。
「これからはもうそんな気を遣わせないからね?歩く時は必ず金魚と手をつなぐんだよ!これは命令だからね?」女子高生が手をつないで歩いているのは可笑しいですか?
教室の窓にもたれて本を読んでいるとマリが絡んで来ました。「ああ、腹立つ!そんなにまでして胸を大きく見せたいの?」私はそのポーズがそんな効果を生み出すなんて考えた事もありませんでした。他の子だって無邪気にそういう姿勢を取っているのに、どうして私だけは許されないのですか?
春の日の 教室の窓 もたれつつ
友と語りし 浜田広介
願望です。
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読んでみたいですね。探して読んでみますね。
読んだら私のブログに感想を書いておきます。
今は、仕事が立て込んでいるので、2月に入って
からかな?
このマリは、コンプレックスの塊なのかもしれない
ですね。
自分に無いものを鵺娘さんが持っていたから、
それを苛めの道具に使った…。
許せない行為ですね。
ご自分の事を、「凶暴な…」と仰っていますが、
こういう風に扱われたら、私だって同じ事を
考えるかもしれませんよ!!