リーヴルさんが勧めてくれた「きんいろきつねのきんたちゃん」本屋で見つけました。購入する余裕がないので立ち読みしました。
山にいた頃のきんたは
幸福だったのでしょうか?私には二人の優秀な姉がいました。幼稚園でも小学校でも私は常に姉達と比較され続けて来ました。「◎美(長姉)ちゃんはお絵描きが上手だったのにね?」「○美(次姉)ちゃんはかけっこが得意だったわよ!」「◎美ちゃんは学校始まって以来の神童、○美ちゃんのIQも高かったのに×美ちゃんは
たいした事ないのね?」(私だって決して平均以下ではなかったのに!)「◎美ちゃんや○美ちゃんの妹が来るというからどんな子か楽しみにしてたのに
がっかり!」「◎美ちゃんや○美ちゃんと違って×美ちゃんはただ身体が大きいだけなんだね?」どうして?私は「◎美ちゃんや○美ちゃんの妹」ではなく、
×美なんだよ!!家でも同じでした。「◎美は三歳で百人一首が全部言えた!○美は同じ年でオルガンが弾けた!お前も大きいだけでなく、何かひとつくらいは人に負けないものがないのかい?」母は言うけれども、オルガンは売ってしまった。百人一首は人に上げてしまった。
だったら仕方ないじゃん!私の時には何にもなかったんだもん!他の子なら誉めて貰える様な事をしても、私に対する反応は違っていました。「◎美ちゃんや○美ちゃんは
もっとすごかったよ!」私が子供らしいちょつとした悪戯をしようものなら「◎美ちゃんも○美ちゃんもそんな事はしなかったよ!」
帯解(おびとき)の 童子に破れ 続くかな
上の姉は9歳の時に、ある事がきっかけでなくなっています。仏壇には母が一番気にいっているという7歳の七五三(帯解)の時の写真が飾られています。でも私は七五三をお祝いして貰った事すらありません。「◎美ちゃん、お気の毒な事したね?」それから延々と姉がいかに優秀な子供だったかを聞かせてくれる人がいます。「私が生まれる前に亡くなっているんだから◎美姉さんなんて知らないよ!」自分には何もない優しかったという姉さんとの思い出を赤の他人であるその人が持っている事が腹立たしいと思った事さえあります。死者の思い出は年々美化されて行きます。雪を転がして行くと段々と大きな玉(雪まろげ)になって行く様に。生者はいくら頑張っても死者には勝てる事はないのです。きんたは比較されて辛くはなかったのでしょうか?
お屋敷に行ってからのきんたは多分、それほど不幸ではなかったと思います。飼い主の姉弟は悪戯っ子で、きんたの事を「新しい玩具が来た」くらいにしか思っていなかったとしても、●●の子供、△△の弟としてでなくきんたをきんたとして見てくれる人達に始めて出会ったのですから!ひとつ心配な事があります。お屋敷の奥さんが子供達を可愛がる姿を見て家族という物を知らないきんたは何を思ったのでしょう?お友達の家にお呼ばれした時、何気なく繰り広げられる家族の会話や仕草を私は指をくわえて見ていました。マリがもっとも嫌ったという物欲そうな目を私はしていたのだろうと思います。未だにテレビに一家団欒の場面が写ったりするとchを替える事があります。だからと言って私は自分で新しい家族を作って行く自信もありません。この作品は深いので後日、項を改めてまた書きたいと思っています。
襟巻きや 優しい母の 顔知らず
家にも狐の襟巻きがありました。父が昔、母にプレゼントをした物だそうです。古い写真の母はいつもこの襟巻きをしていました。父が家を出て行ってからは母が「見るのも嫌だ!」と言うので私が譲り受けこんこと名付け、毎晩抱いて眠りました。「母も昔は優しい性格だった」と○美姉さんは言います。母が変わってしまった原因を次姉は◎美姉さんが亡くなってしまった事でなく、その代わりに生まれて来た×美が規格外だった事に求めました。だから私が憎かったのでしょう?!母は私に「こんこを早く捨てろ!」と命じました。こんこと分かれるのが嫌で学校に連れて行った事もあります。狐の襟巻きをしている小学3年生、確かに可笑しいですね?お部屋のお掃除をしている時、母に「早く昼御飯を食べちゃいなよ!」と声を掛けられました。「掃除が終わってから食べる」「今、食べないなら一生食べさせない」母の常套句でした。食事から戻るとこんこは姿を消していました。「ゴミだと思った!」「出しっぱなしにしているのが悪い!」母の言いぐさです。罠だったのですね?父の思い出を消そうとしても父と生き写しの顔をした私がいるのに!私の事も消したかったですか?私はそれからは随分、慎重な性格になったつもりです。にも関わらず老いた母は平気で口にします。「今はいい」「後でいい」子供の頃、私に言った事や私にした事も憶えていないそうです。私がどんなに悩んでいたかなんて考えた事もないのでしょうね?
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http://www.sankei.co.jp/news/morning/27pol003.htm
より以下引用(抜粋)
小泉純一郎首相は「今国会で成立させた方がいい」と強気の姿勢を崩さない。このため、党内からは「首相は郵政民営化の時と同様、反小泉勢力による政局ととらえている」などの憶測が出ている。
首相は二十六日夜、「皇室典範に関する有識者会議」の吉川弘之座長(元東大学長)ら同会議メンバーと首相公邸で会食し、皇室典範改正案について「今国会で成立させる。安心してください」と明言した。首相に近い自民党幹部も各派の中堅議員に典範改正に反対する会合に出席しないよう呼びかけるなど、男系尊重派の切り崩しを図っているようだ。
改正案提出見送りを進言した自民党議員は「首相は非常に硬く、私の意見は退けられた。改正案反対の動きはこれ以上広がらないとみている」と話す。
「皇室典範問題で小泉さんを攻撃しようとしているのは、郵政民営化に反対した人たちでしょう」(公明党幹部)
(首相は)「皇室ももっと改革が必要だ」と主張したという。
関係者の一人は「首相は皇室の神秘的な伝統などは、不合理だとしか感じないのではないか」と危惧(きぐ)を示している。