今日(3/31)は私の●●回目の誕生日です。相変わらず暗い話が続いていますが、今の私は携帯を失くした事と飲みすぎで具合が悪い事を省けば、すこぶる幸せです。
「君は文学少女を気取っている様だけど『枕草子』は読んだ事があるのかい?」私が読書感想文で賞を頂いた時にS・Sに呼び出されて言われました。「まだだ」と答えると「徒然草は?」「源氏物語は?」と次々と古典の名前を上げて行きました。「なあ〜んだ。君って全然、たいした事がないんだね?」S・Sは安心した顔をしていました。E子やマリと違ってS・Sの私に対する呼称は君でした。そして女の子なのに一人称は僕でした。「
でも君は少し目立ち過ぎだぞ?僕は君みたいなタイプはあまり好かないんだよ!」S・Sは子分達に命じて私に「お仕置き」を与えました。母がS・Sの父の経営する会社の食堂の賄いをしていた事があります。「
お前の家のババアはS織のお父さんの会社の社員の残した残飯をパ●ツの中に隠して持って行ってるんだって?お前はそれを食って背もお●●いもこんなに大きくなったんだよ!」子分の一人に言われました。母が余ったおかずをタッパに詰めて貰って来ていた事は事実です。母に「もうそんな事は止めて欲しい」とお願いしましたが、「どうせ捨てるモノだからいいんだ!」と聞いてくれませんでした。でもその為に娘は「お前もパ●ツの中に何か隠しているかもしれないから」と言われて下着を脱ぐ様に命じられました。「
色っぽくない」と言われて何度もやり直しをさせられました。泣いている私の顎をつかんでS・Sは言いました。「
君はそんな大きな身体をしていて可笑しいね?いいかい、これから君が僕に少しでも逆らったらパパに頼んで君の母上をクビにするからね。でも僕の言う事を聞くなら社会保険や厚生年金も付けて上げる!」ドラマの中だってこんな苛め娘にはあった事がありません。私はS・Sさんの家に招待されました。少年・少女文学全集を初め、学校の図書室より立派な本の品揃えでした。しかしよく見ると、あまり読んだ痕がないのです。S・Sは本を何冊か選び、感想文を書いて来る様にと命じました。「
駄目だね、君は?君にはまったくと言っていい程、感性というモノが窺えないよ!」しかし給食の時間にスピーカから流れるS・Sの朗読する作文を聞いて驚きました。私の書いた一節がそのまま使われていたのです。
「この学校のプールは25mしかないんだね?前にいた学校は50mもあったんだよ!」「体育館と講堂が一緒なんて可笑しいね?」「校庭も狭いし、校舎だって前にいた学校と較べると随分、ぼろいよ!」転校生のS苗は何でも前にいた学校と比較するのが好きでした。「自分の家には部屋が10もある」「それじゃあ見せて見ろよ!」得意になって語るS苗の家に一部の男子達が押しかけたけれども実際には二部屋しかなかったそうです。「おトイレ、お風呂、押しいれ・・・」S苗が部屋だと主張した「すべてを足してもなお10には遥かに及ばなかったそうです。S苗は前は私立に通っていたけれど、お父さんが事業に失敗し、逃げる様にしてこの町に流れて来たという噂も聞きました。部屋数の嘘がばれた後もS苗はまったく懲りていませんでした。彼女も自称文学少女です。「あしながおじさんはコンプレックスの強い人、だからお金で自由になる女の子を支配しようとした」と言う私に「全然、違う!もう一度、最初から読み直してご覧!」とまるで教師の様な台詞を吐きました。彼女は私とは違った意味でクラス中の女子に嫌われていました。どんな話にも必ず口を挟んで来るし、相手が話している最中に「それはどうでも良くて」と自分の話を始めるからです。それでも私の様な目に会わなかったのはE子達に言わせると「苛めても面白くない!」からだそうです。そして私ほど苛め甲斐がある女もいない!」そうです。S苗はそれを「人望の違い」だと言っていました。S苗は読書感想文にその本の解説を丸写しして提出した事もあります。気が付かなかったマリもマリですが、S苗の根性にも脱帽します。私はその日から彼女を換骨奪胎と呼ぶ事にしました。換骨奪胎は転校してすぐに「児童会の役員に立候補したい」と言いました。「S・Sを敵に回す事になるから止めて置いた方がいい」と忠告すると「NUEは馬鹿だね?民主主義って知らないの?」と笑いました。「本当はNUEじゃ頼りないんだけど推薦文を書け」と言う申し出は断りました。しかしその事がS・Sの耳に入って待ち伏せを掛けられた時に換骨奪胎はすべてを私に責任転嫁したのです。
S・Sの用心棒K・Oには一度、勝ってしまった事があります。母は食堂をクビになっていたからもう何も怖れるモノはなかったのです。「今度は君を片腕に雇って上げようか?カ●ルはもうクビにするから」「部下をそういう風に扱う人の下では働けないからお断りしました。S・Sは一旦は見限った用心棒を連れて私立の中学に行きました。組合長の娘ポーシャも一緒でした。「労働組合の長が社長のお金を出して貰い、娘を私立に通わせる」子供心に「なんて腐敗しているのだろう!」と思いましたが、彼らの世界では栄誉なのだそうです。
換骨奪胎とは同じ中学に進みました。「徒然草」の「花はさかりを月はくまなきのみを見るにはあらず」の部分に関して「雲っていて月が見えないなら、晴れるのを待てばいい。花が終わってしまったら来年の花まで待てばいい。努力をしない人は大嫌いだ!」(これだけはオリジナルでしょう)と書き纏足に「君って凄い感性の持ち主だね?」と誉められていました。多分、二人は似た物同士なのでしょう!
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賞を取る、という事に嫉妬し、嫌がらせをする子は、私の子供の頃にもいました。くだらない、というか、幼児以下というか…。そういう事をする人間は、限りなく恥ずかしく情けない、なんて考えないのでしょうか?
今回、鵺娘さんが書かれている人たちは、「最低限のプライド」も持ち合わせていないのでしょうね。
それにしても、換骨奪胎…。見事なネーミングです(笑)。