父の背中には大きな刺青が描かれていました。
子供の頃の私は男の人は大人になると髭が生えて来る様に絵も自然に
浮き上がって来るものだと思い込んでいました。
博徒であった父を嫌って母は家ではゲームの類いは一切禁止しました。
それでも私は神経衰弱などにはある種の才能を発揮しました。
此処に聖書家族合わせというゲームがあります。
カードを貰った人は必ず「ありがとう」と言って感謝しなければならない。言い忘れたらカードは貰えないというのがいかにも宗教的ですが
身障者を支援する団体などは「ありがとう」という言葉は決して言ってはいけない。何故なら障害者に親切にするのは「当然の事だから」
「お礼を言ったら障害者が卑屈に感じる」と主張している所もあります。
旧作ですが私が家族について詠んだ俳句をいくつか書きます。
白粉花 夜の勤めに 出ずる母
蚊帳の中 家族見るのは 別の夢
屋根の雪 重い期待に 喘ぐ子や
親の為 はしゃいで見せる 遠足や
(別に班に入れて貰えないのは構いませんが皆でお菓子を買いに行かなければ「ならない」とか自分で作ったお弁当をあれこれ詮索されるのは苦痛でした。)
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