鶏当番を終えて、私は、それまで我慢をしていたトイレに駆け込みました。
授業中に、お腹が痛くなっても、一人でトイレに行かせては、いけない!「トイレにはどんな
変質者が、潜んでいるか分からない!」当時は、言われていました!
私は、休み時間のトイレの方が怖かったですね!其処は、暫し私に対するリンチの場へと早変わりしました!無理矢理連れ込まれるのでは、ない限り、その場所には、なるべく足を踏み入れない様にしていました!
私には、闖入者より
クラスに巣食う担任を、始めとする変質者の群れの方が、怖ろしかったのです!
その点、夏休みなら、安心だと思っていたのですが・・・
「随分と勢いが、良いな?」本当に、驚いた時は、声も出ないモノなのですね?
間仕切りの上からは、マリの顔が、覗いていました!「お前!臭いんだよ!」マリは手に持っていたビールの空き缶を私の頭にぶつけました!当時、流行った
●●●放送という苛めです!豌豆は、女子だけでは、「
面白くないから!」入り口に男子を待機させていました!予め、運動会等で使うスピカーまで用意をして!
上から、水を掛けられた事もあります!
「
落下傘降下!」体重80Kの組子が、降って来た時は、便器に顔を、直撃し、前歯を折りました!
教師が、同じ事をしているのです!
「中の様子は、どうですか?ボインちゃんの立てる音と臭いだけは、して来るんですけどね?アハハハ!」扉の下の隙間からは、サンダルを履いた足が見えます。カピタンが、マリを肩車している様でした!
「もう良いわ!下ろして!」数秒後、扉の下からカピタンが、覗き込みました!「ボインちゃんの足首は太いでちゅね?」手は、入らないから、木の棒で足を突かれました!
ご他聞にも洩れず、M小にもトイレの怪談が、ありました。「汲み取り口から顔が、覗く!」「青い手が、伸びて来る!」低学年の時に、
実際に、そういう経験をした上級生が、精神的に可笑しくなった事が、あります。
ひょつとして犯罪が、関わっているかもしれないのに、「夢でも見ていたのだろう?」周囲が、取り合ってあげなかったのは、その先輩が、
欠損家庭の子だったからですか?
「あの事件の犯人が誰だか分かりますか?」カピタンは満面の笑みを浮かべて言いました!「
実は、僕なんですよ!アハハハ!」
「酷すぎます!」マリは笑いました!「
世間様はなあ、欠損家庭の子の一人や二人死んだってなんとも思わないんだよ!」
秋田の事件の報道を見ていても、マリの言っていた事が、正しかったのは、分かりました!県警が、A香ちゃんの死について、最初から、やる気が、なかったのは、「
たかが欠損家庭の子」だから?
日の丸反対のN津先生も、やはり欠損家庭の子が、犠牲になった事件の時に言いました!「
過ぎた事は、もう仕方ない!こんな事件の捜査をしていると健全な家庭の子を守る体制が、疎かになる!」それを聞いた皆が、拍手するのが、左の世界なのですよ!
「こら!
ボイン!早く!出て来い!」マリは、トイレの扉を蹴りました!「嫌です!先生が、そこからいなくなるまでは、此処から出ません!」「
それじゃあ、ずっと其処にいな!おい!ヒ××キ!釘とトンカチ持って来いよ!こいつが、出られない様に、扉に釘打ちまおうぜ?どうせ、お前なんか親にも愛されていないから、捜索願いも出されないし、新学期になって発見された時には、白骨死体になっているから、自慢のボインも意味なし!こりゃあ、良いや!」
生に対する執着は、さほどなかったけれど、白骨になった自分の姿を想像すると怖くなり、自分から扉を開けました!
「やっぱりお前はガキだよ!」マリは鬼の首を取った様な顔をしました!
私は、学校でマリとカピタンの別れ話を耳にしてしまった事が、あります。マリが、男の心を繋ぎとめ様として差し出したスケープ・ゴードが、私でした。
何年か前、アルコール依存症の小学生を、扱った児童文学が、ありました!
母親は、内縁の夫の命ずるままに、娘を差し出します。さもないと、「別れる!」と言われたからです!自分が、娘を売って置いて、母は実の子に、女として嫉妬して暴力を振るいます!言う事を聞いた時だけは、義父さんがお小遣いをくれます!あまりに辛い現実から逃れる為に、彼女は、僅か11歳でアルコール中毒になるのです!
「健全な家庭の子が、読んだら不愉快になる!」発売禁止を求めた方達がいます!彼女達と話した事があります。
「これは、決して小説の中だけの出来事では、ないのよ!豊かな国である日本でこういう目に会っている子供達は、現実に何人もいるのですよ!」
「何人もいるの?数は少ないでしょう?」その人は、奇妙な笑いを浮かべて言いました!「特殊なケース」だから良いのだそうです?
「ファーザ・ファッカー」がR15指定になったのも、健全な家庭の子が、不愉快になるという理由でしたね?
「T本君!助けて!」その頃の私は、いつも思っていました!小学校2年で、あんなに大きく腕っぷしの強かった彼です!さぞかし、威丈夫に、育っている事でしょう!「カピタンなんかぶっ飛ばしてくれる!」
でも、彼が、傍にいたとしても、ポケット小僧に対して、そうであった様に、何も話せなかったでしょう?
カピタンの性的嫌がらせが、止まったのは、私が、「反撃に転じ、階段から、突き落としたから!」当時は思っていたのですが、ポケット小僧が、動いてくれていた事が、後に分かりました!
体育倉庫のマットの間から、私の髪どめを、発見した彼は、すべてを悟った様です。
彼が、話を持って行ったのは、校長でも教育委員会でもなく、カピタンの奥さんでした!
「学校の上層部に持っていっても、揉み消されるし、組合が、騒いで余計に、twoちゃんが、苛められる!でもカピタンが、恐妻家なのは、有名だったからね?」大人になったポケット小僧は言いました。どんな話し合いが行われたかについては、話してくれないけれど、その後カピタンは、離婚しています!「だから自分は、むしろ被害者だ!」と主張しました!
カピタンが、市民団体に所属しているのを、知っていましたから、妨害が怖くて「物言わぬ 壁の反乱 卒業す」には、カピタンの事は、あまり詳しく書けませんでした。しかし右翼団体のお兄さん達は、カピタンにもきついお仕置きをしてくれた様です!
「小学生のお嬢さんに見せるモンじゃない!」お爺ちゃんに言われて代わりに、ポケット小僧が立ち会いました!
「俺達にも柔道教えてくれよ!」「おら!ぞうさんやって見せろよ!」
「禿げは、女の様な悲鳴を上げてたぜ!」お兄さんの一人が、教えてくれました!
カピタンは、夏休みの学校で、私を弄んだ事に付いて「宿直という制度が、あるのが、いけない!僕の様な弱い者苛めをしていないで、何故それと戦わないんだ!」泣きながら喚いたそうです!
「小学生の坊ちゃんでも、中卒の俺でも可笑しいと思う事が、何故分からないんだよ!先生!」ポ「何より、弱い者苛めが、大好きなのは、先生じゃないですか?それにしても、柔道二段のくせに、随分、だらしないですね?先生!アハハハ!」
元先生、市民運動家、フエミニスト・・・今もカピタンを讃える人々は、います!先生は、ぞうさんをやりながら、私に「一頭の象を撫で、ある人は、鼻の部分を触り『長い生き物だ!』と言った。ある人は耳の部分を触り〜、ある人は足の部分を触り〜『どれも間違っていないのです!』アハハハ!」と教えて下さったけれども、あれは、「群盲評象」と言って、「小人物は、全体の把握・理解が出来ない!」という意味なのでは、ないのですか?
そして貴方は私から見ればただの助平な変態親父です!
アルコール依存症の小学生・・A香ちゃんの時に話していた事ですね。鵺娘さん、マリ、カピタンにも置き換えられるわけですか。こいつらにとって、子供はまさに玩具なんですね。
ポケット小僧さんは、やっぱり切れる人です。奥さんでしたか。妻帯者がそんな事をするわけはないっていう常識に縛られて、存在を忘れていました。
済んでしまったことはどうにもなりませんが、救われた思いがします。
それでもまだ怪しげな活動をしているようだし、罰が足りなかったのかな?