重い話が、続くので息抜きに
≪
もっとしたたか四組≫
『
ゴリの秘密』(前)
相変わらず、つー以外とは、話さないゴリ。そんなゴリが、理科のテストで、満点を取ります。
「へえ〜、ゴリ君って
見かけによらず、
頭が、良かったんだ!もっとも二回目なら誰でも満点取れるけどね!」何でも一番でないと気がすまない首子は、面白くない様子を隠そうともしませんでした!
四組では、遠足の班割りをする事になりました。「ゴリを入れてやって欲しい!」つーの申し出に、男子達は、渋い顔をしましたが、「つーちゃんの友達なら、あたし達に取っても友達じゃん!話して見たら案外良い子かもしれないよ!」ゆきちゃんの鶴の一声で、皆は、承諾します。
「
ねえ、あんた達!サナエが、余っているの気が、つかないの?可哀そうと思わないの!貴女達の班に入れてやりなさいよ!」首子が、口を挟んで来ました!「うちの班は六人だけど、首子ちゃんの所は五人でしょう?どうして、自分の班には、入れて上げないの?」ゆきちゃんもさすがに、サナエだけは、苦手なのです!「あたし達は、
仲良し五人組に
他の人を雑ぜたくないの!それに、貴女達の所は、男子が、四人もいるのに、女子が二人じゃつりあいが取れないでしょう?」(何、勝手な事ばかり言っているのよ!自分の所は、女子ばかりじゃない?)ゆきちゃんは、思ったけれども口には、出しませんでした!それでも仕方なくサナエを班に入れました。
「言っとくけどさ!あたし、この班、好きで来て上げたんじゃないからね!時代劇オタク(ひで坊)に、サッカー馬鹿(かず君)、プラモデルき○○い(サブ)と後は、見掛け倒しの意気地なし(ゴリ)じゃねえ!もっと
あたしに、相応しい男子が、いる班に行きたかったな?」
サナエは、ゴリが、本当は腕が立つとは、知りませんでした!そして他の三人には、何れも付き合って欲しいと告白し、ふられていたのです!ふられるとその相手の悪口を言い触らすというのが、サナエのいつもの手口でした!(実際の盲腸もそういう女です!)
「女子二人と言えば、いつもクラスの皆に迷惑を掛ける
凸凹コンビ!やっぱりあたし遠足に行くの止め様かな!」
皆で、お菓子を買いに行くという時もサナエは、「ダ○エーなんて、ダサイよ!ニ○イにしなよ!」と言いました。しかしニ○イに行くと言えばダ○エーと言ったでしょう?サナエは、そういう子供なのです!(いませんでしたか?)
案の条、ニ○イに付いたサナエは「碌な、お菓子がないね?やっぱりダ○エーにしとけばよかったのに!」と不平を洩らします!
そして他人の買うお菓子にも一々、ケチをつけて来ました!「ねえカー○は、やっぱりバター味だよ!チーズ味なんて止めなよ!」「(ひで)あんた、○こんぶなんか、買うの?前から思っていたんだけど、あんた!シルバー・コンプレックスじゃないの?」「○梅ちゃんなんて不味いじゃん!○雪ちゃんにしなよ!」(以下略)
サブ「お前、人に口出しするだけで、自分は、買わないな?」サナエ「あたしだって、お菓子を買うお金くらいお母さんに貰ったよ!でもねえ、それは、もっと、有効な事に使うの!
お菓子は、あんた達から、貰えば良いじゃん!」
スーパーには、クラスの他の子達も来ていました。
首子は、クラスメートの籠の中のお菓子の値段を計算し、チエックして行きます。「駄目ね!サブ君は¥20オーバー!」しかし、首子自身は、「お菓子が¥○○」というルールを守っていませんでした!その事を指摘されると「あたしは、貴方達のお菓子をチエックするという役目を先生から、頼まれたけれど、貴方達は言われていないんでしょう?だったら、貴方達には、あたしのお菓子の値段をチエックする権限なんてないのよ!」と訳の分からない事を言いました!(実際の首子もそういう女でした!)
草加四人組が、万引きで捕まります!呼び出されたマリ先生は「ただで手に入るモノをお金を払って買う馬鹿は、いない!」と居直る四人組みに「上手い事を言う!」と拍手を送り、「
捕まえられる時に、身体に触られたでしょう?セクハラで訴えなさい!」と言います。
「泥棒を捕まえるのが、何故悪いんだ!」「それとあんた達が、この子達の身体を触った事は、別の事じゃない!それに泥棒なんて、大袈裟な!
自◎党の政治家なんてもっと悪い事をしているじゃない!すべては、今の自民党政治が、悪いのよ!」・・・
<指導の要領>
「なんで、わしの店で買ってくれへんのや?」(新シリーズでは、小父さんは、『雷堂』という駄菓子屋を開いています!)まあ、わしの店屋より安いから仕方ないけどな!最近は、
なんでも押し付け教育だとか、強制だとか騒ぐけどな、例えば、¥○○と決められた額の中からお菓子を選んで行く事は、これまた学習だと思うぞ!今日の言葉は、『
堅守自盗』首子!お前に言ってるんですよ!お前に!」
『ゴリの秘密(後)』
遠足の当日もサナエには、自分勝手な行動が、目立ちました!入ってはいけないと看板の立っている囲いの中にも平気で入って行きます!注意をされると「マリ先生は、いつも『規則が、ある事に疑問を持ちなさい!』と言っているじゃん!あたしは、あんた達みたいな『モノを考えない人間』じゃないもん!」と言って聞きませんでした。結果、池にはまってしまいます。サブが、飛び込んで助けようとしたのを、止めたのは、ゆきちゃんでした!「大丈夫!ちゃんと足が、立つから!あの人には、少し水を飲んで貰った方が良いんじゃない?」(思いますよね?)
残念ながら、サナエには、大事が、ありませんでした。「男が、四人もいて誰も助け様ともしなかった!」サナエは、一人で騒いでいましたが、もはや誰も相手にしませんでした。つーは、別の事が、気になっていました!溺れるサナエを見た時に、ゴリの足が、震えていた!
ゴリは、帰りのバスの中で、自分の秘密を、初めて打ち明けます。
約1年前の遠足の日、やはり立ち入り禁止の札の立っている囲いの中に、入った女子三人組が、池に填まってしまいました!皆は、騒ぐだけで、何もしようとしません!その三人は、いつもゴリの声をからかっていた子だったけど、ゴリは池に、飛び込みました。二人を両脇に抱え、もう一人に木の板を渡し、すぐに戻って来るから、「それまで、これに捉まっていろ!」しかし、その子は、ゴリの身体にしがみ付いて来ました!「このままでは、4人とも、死んでしまう!」思ったゴリは、やむなくその子を振り払ってしまったのです!二人を岸に置いて戻って来たけれど、その子は、見つかりませんでした!そして、翌日、水死体で発見されました!
ゴリは、二人を助けた事では、なく一人を助けられなかった事で責められました!
「二人を抱えられたのだから、三人を抱えられる何らかの方法が、あった筈だ!」「しがみついた子を、何も振り払わなくても良いのに!」「三人助かったのに、どうして家の子だけ死なないといっけなかったのだ!お前が、家の子の代わりに死ねば良かったんだ!」「俺が、飛び込んでいれば、三人くらい、楽に助けたぜ!」
皆が、勝手な事を言い、『人殺し!』『根性なし!』ゴリは、罵られました!
ある日、ゴリは信号待ちを、している時に、亡くなった子の親に背中を突き飛ばされてダンプに、撥ねられ、学校を1年も休む程の、大怪我をしてしまいました!
「家の子は、亡くなっているのだから、それから較べたらかすり傷だ!」「親御さんの気持ちになったら、突き飛ばしたくなった気持ちも分かる!何の責任も感じる必要は、ない!」「仏罰!」それが、町の人達の反応でした!・・・
<指導の要領>
爺は、腹が立って何も言えないぞ!ゴリ君の行為は、本来表彰されるくらい素晴らしい事なのに!お前らに『顔厚じく怩』という言葉を与える!
『友の為なら!』
五人は、ゴリの気持ちが、よく分かりましたが、クラスには、まだ反発の声が、多く聞かれました。
サナエは、ゴリの事件について裁判を開こうと提案します!
「なんの為の裁判?此処には、被害者とされる人は、誰もいないじゃない?」ゆきちゃんの言葉にサナエは言葉を詰まらせますが、首子が、代わりに答えました。「被害者はクラスの皆よ!皆も、いつこの人に殺されるか分からないのよ?」「そうよ!現実にあたしも殺され掛けたし!」(サナエはクラス中の嫌われ者ですから、彼女が、何か口を挟む度に支持者が、遠のいて行くという事に、本人は、気が、付いていないのです!)
裁判の結果、ゴリは有罪となり、皆はゴリと遊んではいけないという判決が、出ます!しかし、五人だけは「僕達の友達は、僕達で決める!」と言って聞きませんでした!
ゴリ達が、少しもめげていない事が面白くないサナエは、次にゴリが、一つ年上な事を上げて「そんな子と一緒に勉強をしたくない!」と言います!
ゆきちゃん「大学や社会に出れば、一つや二つの年の差なんて関係ないと聞いています!」首子「此処は小学校なのよ!それに今まで、黙っていたけど、貴女のお友達の大きい子!クラスに、一人だけ、姿形の違う子が、雑じっている事を女子は皆、不愉快に思っているのよ!」
泣き出すつー。この事が、余計に仲間の結束を固めました!
ゴリが、その事件以来、水を怖がる様になった事を知った首子は、二人を、呼びだし草加4人組に、つーを池に突き落とす様にと命じます!つーもあるトラウマから、泳げないのです!
最初は、足が竦んでいたゴリでしたが、友を助ける為ならと池に飛び込みました!
<指導の要領>
う〜ん!ゴリ君は、やっぱり漢だね?でもサナエが、溺れていても助けなくても良いよ!
何故なら仏教には、一殺多生という言葉が、あるんだよ!
しかし、実際はクズ共はさらにどうしようもなくクズで、味方はもっと少なくて・・・これが鵺娘さんの育ってきた環境かと思うと、言葉がありません・・・。本当にこの世に神様はいるのでしょうか?いや、居るわけがないですね。神様より、「力」が欲しい・・・。