「
ペット!お前は、此処にいな!」バスが目的地に付いた時にアコに命じられました。
「
何だよ?その目は?お前!先、
他校の男子に声掛けられて良い気になってたからね?バスの中で少しは、
反省しなよ!」
「
姐さん!何だか泣き出しそうですね?」「馬鹿みたい!
嵐山なんて中学の時も行ったじゃん!」「
お前のその髪でウロウロされたらうちらまで恥かしい思いを、しなくちゃならないじゃん!」「S本先生(露西亜)も何時も仰ってたじゃん!
●高全体のイメージダウンになるって!」「
ちゃんと荷物の番してなよ!何か、なくなったらまた
リンチだぞ!」
担任は、
パートだから何も言いません。
ゲッペルスが皆の陰に隠れてニヤニヤしていました。
中世君は、修学旅行のお土産を届けてくれました。「(私の姓)は良いな!また京都行くんだって?俺、嵐山の○○が、欲しかったんだ!」
中学の修学旅行の初日の奈良での出来事です。「何でそんなに!」と思うほど大量の
鹿煎餅を彼は、買いました。
「ねえ!それ、あたし達にも
寄越しなよ!」「
嫌だね〜!全部、俺がやるんだもん!」中世君は、
思春期前ですから、別に
女の子だからと言って
優しくする事はありませんでした。
豌豆は、鹿煎餅を引っ手繰りました。「
くれないのが、悪い!」それが彼女達の論理です!
中世君は、
泣き出し残りの煎餅を次々と頬張り出しました!「馬鹿じゃない?こいつ鹿の餌食ってるよ!」
私は、そうまでして「
煎餅をやりたくない!」という中世君の気持ちが分かりました!口の周りに付いた煎餅を舐めに来た鹿の一匹が、中世君のポケットからお札を奪って逃げました。普通なら怒って追いかける所ですが、中世君は「
鹿も山羊みたいに紙を食べるんだ!」という事を思いついた様です。
彼は機嫌を直し、残りのお札も鹿に与え出しました。クラスは違うとは言え、学級委員なのですから、「そんな馬鹿な事は止めろ!」と止めるのなら分かりますが、首子も中世君の手からお札を引ったくり鹿に与えたのです!
あんまり可笑しかったから「どうして自分のお札をやらないのか?」試しに聞いてみたら、「
自分のお金では、勿体無いからだ!」そうです!
「
自分は絶対に損をするのは、嫌だけど快楽だけは得たい!」典型的な
女の子でした。
その日の反省会で「
クラスは違うけど折角、ご両親が苦労をして持たせてくれたお小遣いを、鹿の餌にするという幼稚でくだらない悪戯をした人がいました!同じ中学三年として恥かしくて仕方ありません!」と言って見せたのも首子です。
本音と
建前?
女子って醜いですね? それに引き換え、
中世君の純心さ!彼が、
規定よりかなり多くのお小遣いを持って来たのは、やはりいけない事ですが、それをすべて
鹿の餌にしてしまったのです。
ポケット小僧とは、
また違った意味で彼は、
中学時代の私の心の支えになってくれました。だから、
彼の欲しがっているモノなら買って来て上げたかったのに・・・
M本君「今回の旅行で一番楽しみにしている所は何処?」「嵐山かな?中学の時のお友達にあるお土産を買って行く約束をしているの!」ゲッペルス「ダサー!嵐山なんてガキの行く所じゃん!それよりそいつまさか
男じゃないだろうな?
アコが聞いたら怒るぞ〜!」
私は無視していましたが、ゲッペルスが、「
ペットが、昔の男にお土産を買って行こうとしている!」と言い触らした事が後になって分かりました!
もしそうだったとしたら何?
自分達は、男の数を競いあっているのに! クラスの女子達が、一人バスの中に取り残された私を指差して笑っているのが、窓越しに見えました。他校の楽しそうな生徒達の姿も・・
辛くなって目を閉じたけれども涙は止まりませんでした! 私は、お守り代わりに持って来た中世君のお土産を握りしめて、彼の好きだったしりとりを一人でしました! やがてクラスの連中が、がやがやと戻って来ました!
「
あー楽しかった!ペットも行けば良かったのに!」アコの顔なんて見たくでもないから、そっぽを向いていました。
「
いくらアコが行くなと言ったからと言ったって最終的な判断は、あんたがしたんだからね?怨むのは、筋違いだよ!」わざわざ口を挟んで来るあたりは、
sorrityは、さすがに
人権派です。
「
邪魔!邪魔!」ゲッペルスは、お土産の一杯詰まった袋を
わざと頭にぶつけて来ました! 私の中で張り詰めていた糸が切れました!
「
何時も誰かの陰に隠れたていないと何も出来ない癖によ!」勿論、1VS1の勝負ならゲッペルスなど敵では、ありません!
私が暴れだしたら手が、つけられない事は、女子達は皆、知っています!
「
あたし達、女の子だから喧嘩なんか出来ない!」
アコの命令で私は、
男子数人から「殴る!蹴る!」の暴行を受けました! ちくしょう!
リンチを受けた翌日、私は真っ赤に目を泣き腫らしていました。
「ペットは、髪の毛も、眉も赤いんだから目も真っ赤になって良かったじゃん!」「ねえ?此処でうさぎ跳びして見せてよ!」
唇をかみ締め、ゲッペルスの命令に従いました。そうしないと昨夜の悪夢が繰り返されると思ったからです!
「(私の姓)さん程の人が、こんな奴の言う事を聞く事ないよ!」
「お前はM木よりも池◎よりも最悪な女だな?」
M岡君とM本君の言葉にゲッペルスは「アコ達に言っちゃおうかな?ペットはペットの分際で屑と言え、男子二人を従えて相変わらず、女王様気取りでいやがるって!それとお前らも(道綱達)にヤキ入れられない様に気をつけろよ!」
M岡君とM本君は、顔を見合わせて困った様な顔をしました。
次の目的地で、ゲッペルスがトイレに立った時に、M岡君は、そっとハンカチを差し出しました。「先、M本君と相談して買ったんだけど、受け取ってくれる?僕達には、これくらいしか出来なくてご免ね!」
私は、また涙が止まらなくなりました。今度は嬉しさのあまりにです。
「有り難う!あたしに買ってくれて!」
いつの間にか後ろに立っていたゲッペルスが、手を伸ばしてハンカチを引ったくりました。
「返せよ!」「良いの?男からモノ貰ったなんてアコが聞いたらまた怒るぞ〜!」「アコ!アコ!って今、池◎は此処にいないだろう?」
ゲッペルスに殴りかかろうとした私をM岡君が止めました。
「こんな奴、殴ったら手が穢れるだけだよ!」
「僕達が余計なモノを買って来た為に、(私の姓)さんが、また辛い事になってご免!」
M本君は、その必要もないのに謝りました。
「ヒュー!ヒュー!ドラマチックじゃん!ところでペット!お前、オバQのペン持ってたじゃん!あれも貰ってやるよ!」
中学時代、中世君の持ち物のすべてにはオバケのQ太郎のアップリケが、付いたり絵が、描かれていました。
「お母さんと(妹の名)が、こさえてくれたんだい!」
すべてのオバケのQ太郎の名札には、私の名前が書かれていました!
「お前、こういう女が良いの?」「確かにぶ厚い唇とかは、そっくりだけどね?」「嫌だ!Qちゃんはもっと可愛いモン!」
それは、それでからかいや苛めの理由になったけど楽しい思い出でした!
「修学旅行で見つけたんだよ!」中世君は、私にオバQのシャーペンを買って来てくれました!
「あれまで取り上げられたら多分、あんたを殺すわよ!」「ちえっ!まあ良いか!後でアコに言って取り上げて貰うから!そん時になってまた泣くなよ!」
「僕、今まで人に殴られた事は、あっても殴った事はないけど、こいつだけは、本気で殴りたくなったよ!」M本君が、拳を握って身を震わせてくれたのが、嬉しかった!
その晩、中世君のお土産も取り上げられました。せめてゲッペルスの手に渡らなかった事を喜ぶべきでしょうか?
旅行から帰って来てからも、私を苛める時だけは、ゲッペルスは皆の仲間に入れて貰えた様です!考えてみればゲッペルスは、小姑と殆どキャラが、被りますが、苛め娘はどれもこれも似たりよったりで個性なんてありません!
「南無妙法蓮華経!NUE!退学しろ!南無妙法蓮華経!自殺しろ!南無妙法蓮華経!乳癌でお●●い切れ!南無妙法蓮華経!NUE!退学しろ!南無妙法蓮華経!自殺しろ!南無妙法蓮華経!乳癌でお●●い切れ!南無妙法蓮華経!NUE!退学しろ!南無妙法蓮華経!自殺しろ!南無妙法蓮華経!乳癌でお●●い切れ!南無妙法蓮華経!・・・」
小学校の時は「悪戯されて殺されろ!」「リンチで子供が生めない身体になれ!」もあったかな?
四天王が、大声でお題目を唱えながら私の回りをグルグルと回り「殴る!蹴る!」の暴力を振るわれました!
高校では、これをテープに吹き込み椅子に縛り付けた私にヘッド・ホンを被せボリュームを最大にして流しました!頭を振ってヘッド・ホーンを落さない様にガム・テープでぐるぐる巻きにされました!
ガム・テープを剥がす時に髪の毛も一緒に剥がれ、まさに飛び上がる程の痛みでした。ヘッド・フォンが耳から外れても頭の中には「南無妙法蓮華経・・・」が流れ続けました!気が狂わなかったのが、不思議でなりません!
当時、教壇の椅子だけが、回転式でした。
私を縛りつけた椅子をアコが!M木が!小姑が!抓美が!トモコ・Iが!トモコ・Sが!大本営が!M子が!ゲッペルスが!・・・ある時は、速く!そしてまたある時は、ゆっくり!と何度も何度も何度も何度も何度も何度も・・回転し続けました!
「完全に白目剥いてんな?」「汚ねえな?涎たらすなよ!」「誰が小◎しろって言ったよ!」
それでも意識だけは、失わないから声は聞こえて来ました。
私と同じ苛めを受けたら普通の人は亡くなっていたでしょう?なまじ他の人より体力があるだけに苛めもエスカレートしたのだから喜んでばかりもいられません!
仁和寺「お前がお漏らしした椅子に俺に座れと言うのか?」
パート「Miss(私の姓)is infancy!」
教師もグルでした!
卒業してからM本君に再会した事があります!
「(私の姓)さんの事を好きだったけどM岡君も同じ気持ちな事が分かったから、友情の方を選んだんだ!ご免ね!それに、あんな酷い目に会っている(私の姓さん)を助けて上げられなかった僕達に、プロポーズの資格なんてないもんね?ご免ね!ご免ね!」
M本君とM岡君にして貰った事は嬉しいし、男の友情にも憧れました!でも私は、何と答えたら良かったのでしょう?
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>中世さん
和むエピソードには事欠かない、貴重な人材です・・・が、やっぱり例のクズ共のせいでぶち壊しですか。人の物を引っ手繰るとは何事だぁ?男のくせに女に命令されて女の子をリンチ?ボケ!ケンペーくんに斬り殺されてしまえ!
なぜ修学旅行となると、いつも以上に酷い目に合わされてしまうのでしょうか。クズ共もテンション上がってたのかな?それにしたって・・・なんなんだろ・・やってられませんね。やって良い事と悪い事の区別も付かんのか、こいつらは!
>南無妙法蓮華経
インチキ宗教のくせに、お経の真似事なんざ止めろ!
>M本君
なんと答えれば良かったのかは、分かりません。味方してくれたのはありがたい事ですが・・いや、後から部外者がとやかく言うべきでは無いですね。時間が戻るわけでもないし、俺もこうして文句を言ってるだけで何も出来るわけではないですから。
とにかく、気が済むまで書いたら、もう思い出さないようにしてくださいね。取り返しは付かないし、結果を変える事も出来ないのですから。今現在生きている以上は、これからの事を考えられるようになって欲しいと思います。上手く言葉が出てこないのが歯がゆいな・・。
なんだかむしゃくしゃするので、今日もちょびっと飲みたいと思います。