『
怒りと誇りと』
<モラン刑事登場>3
スルー「・・・
あの中学で一番の美人は、何たってあ・た・し!」
ダム飲んでいたお茶を噴出す!
ゼベッド「ママ!この葉書の件なんですが」
そこには 「
苛め娘は死ね! 鈴木則夫」と書かれていた。
「ちょつと貸して!」スルー返事を待たずに引っ手繰る!「汚い字!うちのクラスには、鈴木則夫なんて子はいなかったわよ!
それにうちのクラスには、苛めなんて金輪際なかった!それは、あたしが、保証する!」
ママ「
自分の事も見えていない貴女に、クラスの状況を把握出来たとは、思えないわね?三蔵さん!続けて!」
スルー「ねえ、ミゲル!今日、クラス会だったよね?あたしも行って良い?」
ミゲル「何で俺のクラス会にあんたを呼ばないといけないんだよ?」 スルー「ミゲル、
工業高校でしょう?
むさ苦しい男ばかりより女の子がいた方が華やかで良いでしょう?」
ミゲル「い、嫌!良い!」
ママ「サナエさん!会議を邪魔するだけなら出て行ってくれない!」 スルー「係長〜あたしが、
若い女の子だからひがんでいません?」
ゼベット咳払いをする「確かにクラスに鈴木則夫って名前の生徒はいませんでした。しかし
中学3年の時に男子が一人、首を吊っています。これが、どうやら
苛めが原因らしいんです!」
スルー「あたしが、憶えていないという事はいずれにしろ
たいした子じゃないって事よ!」
麗「『
六年目の同窓会』!那須正幹の『六年目の同窓会』って話に鈴木則夫って子が出て来るんです!」
スルー「ねえ?
デカデカちゃん!
今は、小説のお話をする時間じゃないのよ!それにそんな話は
ないわよ!」
ゼベッド「小父さんにそのお話聞かせてくれないか?」
麗「保育園で苛めが原因で亡くなった子の・・」
スルー「今、あたしの中学の話してたんだよ!それが、保育園なんて全然別の話持って来て!そんな区別もつかないの?」
ゼベット「気にしないで、お話を聞かせて」 麗「その子に対する苛めを先生も・・」
スルー「ねえ、もっと簡潔な話が出来ないの?
二十字以内で纏めてよ!」
「人の話は黙って聞け!」やーさん立ち上がり、机を叩いて怒る! スルー「
やっちゃん!怒った顔も可愛いね?」 やーさん、顔を顰めて席に着く
話終わった麗は目に涙を浮かべていた
スルー「ねえ、皆!見て!この大きい人泣いているよ!可笑しい!」 スノーク取り成す様に「
良い話を聞かせてくれて有り難う!」
麗「
苛め娘なんて殺されても良いのよ!」
ミゲル「
苛めは、確かに良くない事だけど、やっぱり人殺しはいけないだろう?」
麗「
クラス会なんかに喜んで行く人には、分からないでしょうね?」
ミゲル「何?」
ママ「
山際さん、貴女の気持ちは、分かるけどそれは、刑事が口にしてはいけない事なのよ!」
麗「松代さん!私、姉貴と同じにしてやると
銀玉鉄砲で撃たれたんですよ!」 どきりと息を呑むママ 「あっしこの人の気持ち分かりますよ!あっしも
女子には、散々苛められましたからね?それで今でも
女性不信なんですよ!」ダム貰い泣きをする
スルー「それは、ただ自分が
持てない事の言い訳をしているのに過ぎないわね!」
ダム「お前は黙ってろよ!」
スルー「先輩に向かってその口の利き方は何?
お金を払って女の子に苛めて貰いに行く子もいるんでしょう?ただで苛めて貰うなんて光栄じゃない?」
(盲腸は、実際に
息子さんが、女子からの苛めが原因で自殺した人に向かってこの台詞を言いました!本人曰く「
あたしは、本当の事しか言わない!」)
スルーを殴ろうとするダムを羽交い絞めにして止めたのは、ゼベッドだった!黙ってクビを横に振る。
スルー「それとデカデカちゃんが、苛められたというのも分かる気がするわね!何て言うのかな?あんたは、図体は大きいけど、
苛めて〜オーラーを発しているのよね?ただでさえ、その
汚い髪の毛なのに
上目使いの目!舌足らずな喋り方!多分
あたしのクラスにいても苛めらたと思うわね?」
やーさん、スルーを殴ろうとするが、それより早く手を出したのは、スノークだった!
スルー「ちょつと!
女の子にこんな事をしても良いの?係長!何にも言わないんですか?」
ママ「
そうね?スノークが殴らなかったら、あたしが、殴っていたでしょうね?」
ダム「あんたの学校では苛めなんてなかったんじゃないんですか?」 「
もう!頭来た!この課の刑事は馬鹿ばっか!皆、やっちゃんのお兄さんに言ってクビにしてやるからね?」スルー、部屋を飛び出して行く ミゲル「戻って来るなよ!」
ゼベッド「来んでしょう?これで
半日はサボる口実が出来たんですから!」
その日の夕方 「皆、毎日残業続きで疲れてるし!たまには、早く帰りましょうか?」ママ 係員達に声を掛ける
「山際君!」「麗さん!」やーさんとダム同時に麗に話掛ける
「あっ!やーさんからどうぞ!」「いや、ダム君から話たまえ!」 「それじゃあ、お言葉に甘えて!
あっし麗さんの事を誤解してました。山際さんて柄は大きいけど本当は優しい人なんすね?ベル鳴らしたりしてすみません!お詫びにあっしが奢りますから」猪口を傾ける仕草をする「行きませんか?」麗こっくり肯く
ダム「やーさんの話は何だったんですか?」
やーさん「いや!俺も山際君を飲みに誘おうと思ったんだ!
那須正幹のフアンには、初めてあったからな!それじゃあ3人で飲みに行こうか?」
「
あたし、その子が行くなら行って上げない!」スルーが、口を挟んで来る!
ダム「あんたは来なくて良いっすよ!」
やーさん「君は誘ってないよ!」
麗「わ、私、遠慮します!」
スルー「
そう!あんたは来なくて良いの!」
麗 回想
苛め娘1「
お前、まさか◎◎高校の文化祭に本当に行くつもりじゃないだろうね?」
「ねえ?これが、何だか分かる?」苛め娘2
スタンガンを取り出し麗の頬を叩く
「
どうしても行くと言うのなら・・・
これだよ!」
苛め娘2、麗に向かってスタンガンの釦を押す
麗、全身を仰け反らせる!
苛め娘2「
今まで一発で倒れなかったのは、お前だけだよ!さすがに馬鹿デカ女!でも何時まで持つかな?これだよ!これだよ!これだよ!・・・」
苛め娘2、スタンガンの釦を押し続ける! 蹲る麗
「誰が?しゃがめって言ったよ!」苛め娘3、
特殊警棒で麗の背中を叩く!
麗「
どうして?どうして私だけ駄目なの?文化祭くらい皆も行ってるじゃん!」
苛め娘2「
赤毛だから!」
苛め娘3「
身寄りがなくて伯母さんの家で暮しているから!」
苛め娘1「お前は
デカイし目立ち過ぎなんだよ!こいつに二度とそんな
馬鹿な気を起させない様に、良く身体に教えてやりなよ!」
7〜8人の苛め娘から殴る蹴るの暴行を受ける麗
苛め娘3「
お前も姉ちゃんみたいに死んじゃえよ!」
「げっ!こいつ立ちやがった!
ゾンビかよ!」(麗は姉の事を馬鹿にされるのだけは、我慢出来ないのだ!)「二度と立てない様にもっとヤキ入れてやろうぜ!」
(この苛めは、実際に私が受けたモノです!)
麗「
分かった!行かない!行かないからもう許して!」
「山際君!」「麗さん!」パニックに陥って座り込んだ麗をやーさんとダムが両側から支える!
スルー「こんなの放おって置いて良いよ!今日は、二人の奢りなんだし
なるべく高いお店に行かないとね!」
「お前は、来るな!」ダム、スルーを怒鳴りつける!
スルー「別にあんたになんか無理に来て貰わなくても良いもんね〜!メインは、あたしとやっちゃんで、あんたは所詮付録!でもやっちゃんにだけお金を払わせたら悪いからお金だけは置いて行きなよ!」
麗、意識を取り戻す!
やーさん「山際君!辛い事がたくさんあったんだね?でも今、君は一人じゃない!君に何かあったら1係の皆が、君を守る!」
スルー「きゃはは!守るだって?男の刑事より大きい女を?笑っちゃうな!」
やーさん、スルーを睨みつける!
ダム「及ばずながらあっしも力になりますよ!今日は、辛い事を忘れる為にも飲みましょうよ!」
麗「私が行っても良いの!」
やーさん、ダム大きく肯く!
居酒屋にて スルー「何だ?こんなお店か?もっと高い所にしようよ!」
ダム「て言うか、何であんたが、いるんですか?」
スルー「別に今からでも遅くないし、あんたは帰っても良いんだよ!」
やーさん「あんたこそ、此処で嫌なら他所の店に行っても良いんだよ!一人で!」
スルー「まあ、やっちゃんと一緒なら何処でも良いか!余分なのが、二人付いて来ているけれど!」
4人、店の中に入る
スルー「カウンターしか空いていないじゃん!やっぱ別の店にしょうかな?」
他の3人無視して席に付こうとする
「どいて!どいて!やっちゃんの隣はあたしって決まっているの?」 スルー、麗の背中を引っ張る! 麗の目付きが変わる!
やーさん「席の並び方は俺が決める!それに不満があるなら帰ってくれ!」
スルー やーさん 麗 ダム (座り方)
スルー「まっ良いか?やっちゃんの左隣だし!」
ダム「麗さん、何にします?」 麗「皆さんが先に決めて!」
「自分で注文一つ決められないなんて先が思いやられるわね?」
(此処が私と盲腸の根本的な価値観の違いです!)
スルー、麗の手からメニューを引っ手繰る「レバーともつ4人前に〜」
麗「すみません!私、レバーももつも食べられないのです!」
スルー「何、我儘言っているのよ!集団生活出来ないわよ!」
ダム、スルーの手からメニューを引っ手繰り返し先輩であるやーさんに渡す「まずは、やーさんから決めて下さい!」
やーさん「そうだな?たこわさ!と山際君、何なら食べられる?」 スルー「ねえ、そんな子の我儘に一々、付き合ってやる必要ないわよ!大体、偏食になるのは、親の躾が悪いのよ!もっともあんたの場合、両親もいなくてお姉さんに育てられたんじゃ禄な教育をして貰わなかったとしても仕方ないけど!」
麗の目付きが変わる!「その話、誰から聞いたんですか?」
スルー「別にあんたになんか答える必要ないわよ!デカデカちゃんのお姉様だからさぞかし もっとデカデカちゃんなのかと思ったら以外とチビなのね?髪の色も全然、違うし!あんた達、本当の姉妹?」
小刻みに身体を震わせる麗
ダム「やーさん、この女を殴っても良いですか?」
やーさん「俺も先からずっと同じ事を考えているんだ!」
スルー「でもさあ、馬鹿な所は同じ!ねえ、知っているデカデカちゃんのお姉さんは、係長の身代わりになって死んだのよ!本当馬鹿みたい!」
麗、スルーの胸倉を掴む
「ねえ?こんな事してただで済むと思ってるの?あんた署に来たばかりだから知らないかもしれないけど、あたしの彼が、誰だと思っているの?やっちゃんのお兄さん!警察署長なのよ!あんたなんて首にするの!簡単なのよ!」
麗、拳を引っ込める。
スルー「何よ?様ないわね?それ聞いた途端にビビッてんの?」
麗「私が、先輩を殴らなかったのは、署長の愛人だからではありません!三蔵さんに刑事になった以上は、外で喧嘩をしては、いけないと言われたからです!」
スルー「あの使えない親父か?そう言えば、あんた!爺とも飲みに行ったんだって?まったく仕事も出来ない癖に、そういう事だけは、一人前なのね?あんたが、苛められたのもそれが、原因なのよ!」
麗「先輩は、断定形が好きなんですね?私の何を知っているって言うのですか?」
スルー「あたしは、人を一目見ただけでその人が、どんな人かが分かるの!今まで外れた事は、ないの!」
ダム「何か、凄い面白い事を聞いちゃいましたよ!今のは、ギャグ何ですか?あんた、自分の事は、分かってるんですか?」
スルー「ねえ、あんたもクビになりたい?うちの係は禄な奴がいないからね!メンバーを一新しようか?係長には、あたしがなって、やっちゃんだけは、残してやるね!」 やーさん「あんたの下で働くくらいなら俺は警察を辞めるよ!」
スルー「だからさあ、部下と言うより片腕と言うか、相談役ね!それとデカデカちゃん!あんた、先みたいな発作に度々、襲われるの?それならうちの署だけでなく何処でも使えないよ!仕事なんてそんなに甘いもんじゃないし警察を辞めた方が良いんじゃないの?」
ダム「スルーさんって、もしかしてもの凄くユーモアーのセンスあるんじゃないですか?」
「スルーって誰よ!あたしは、クレオパトラ!でもユーモアーのセンスが、あるって事は君の頭でも分かるのね?」
スルー、やーさんの前から手を出して麗の手の甲を叩く!
「箸の持ち方が違う!」
麗の目付きが変わる!
ダム「箸なんて本人が食べ易ければそれで良いじゃないすか?」
スルー「駄目!見ていて不愉快!あんたそんな不快な外見しているんだから、少しは人に好かれる努力をしなさいよ!」
ダム飲んでいたお酒を噴出す!
スルー「それにあたしは、先輩としてデカデカちゃんを係の人間として恥かしくない様に躾る義務が、あるの!」
やーさん「人の前に手を出すのだって十分失礼だぞ!」
ダム「あっし河童巻き注文して良いっすか?麗さん、何にしますか?」
麗「それじゃあ、川蝦良いですか?」
スルー「駄目!もっとセンスの良いモン注文しなさいよ!」
やーさん「皆、一々断らなくても、自分の食いたいモノ頼んで良いぞ!」
スルー「まあ良いか?どうせやっちゃんとダムの奢りだし!」
ダム「言って置きますけど、あっしスルー先輩の分まで払わないっすよ!」
スルー「何でよ!女の子でしょう?」
ダム「男女同一賃金じゃないですか?それに先輩の方が、長い間、刑事やってるから給料だってあっしより言いんでしょう?」
スルー「当たり前じゃない!あたしの方が仕事が、出来るんだもん!」
やーさん「今日は、麗ちゃんの歓迎会だからなあ!それにあんたが、勝手に付いて来たんだからな!俺もあんたの分までは、払う気はない!」
スルー「やっちゃんまでそんな事言うの?頭来た!あたし、もう帰ろうかな?」
ダム「今まで飲み食いした分は、ちゃんと払って行って下さいね?」
しかし一向に帰る気のないスルー
「割り勘となったら尚更だわ!あんた達が変なモン注文した分まであたしにも掛かって来るんだから、これからは、何か注文する時は、あたしの許可を取ってよ!それと奢りだと思っていたから、高いモノ頼んだけど皆、取り消そう!」
やーさん「おいおい!頼んですぐならまだしも、向こうだってもう料理作っているだろ?」
スルー「良いじゃん!女の子なんだから!」
続く
此処でスルー刑事がした発言は、盲腸が実際に口にしたモノです!
あきれるほどのトンデモ発言の数々です。実際に言った台詞というのが、なんと言っていいやら・・。ここまで頭の可哀そうな人は今まで見た事がありません。
>お金を払って女の子に苛めて貰いに行く子もいるんでしょう?ただで苛めて貰うなんて光栄じゃない?
常軌を逸しているとしか・・。よく殺されませんでしたね。俺なら殺りかねません。
>『六年目の同窓会』
なるほど・・。どうやって使われるのかと思っていましたが、見事にハマってます。この先どうなっていくのかな?
>スタンガン
もう苛めと呼べるレベルを超えてます。どういう育ち方をすればここまで残虐になれるんだろ?勤●を唱えて育つとこうなるのかな?
>やっちゃんのお兄さん
人はどれだけ餓えていれば盲腸を受け入れられるのだろうか・・?
>「箸の持ち方が違う!」
頭の作りが違う!
>女の子なんだから!
せめて人間になってから言おう。