重い話が、続くので息抜きに・・・
『
もっとしたたか四組』
《
日光を見ないうちは、結構と言うな!》2
鳩の卵を助け様としてベランダから飛び降りたゴリは、
腰の骨を複雑骨折します!
昨年の交通事故の傷だって完全には、癒えていないのに!
医者は、「
ゴリ君はもう一生自分の足では、歩けない!」と宣告します!
パニックに陥るつー!
しかし当事者であるサナエはあっけらかんとしていました!
「
運動神経が、鈍いのよ! あたしが、飛び降りたら怪我一つしない上に卵だって壊さなかったわね!
ただやらなかっただけ!あたしは
真に価値のある事しかやらないのよ!」
かず「ゴリ君が行かないのなら僕達も修学旅行なんか行くのよそう!」
ゴリ「
そんな事をしたら俺は一生お前らを怨むぞ!行って楽しい話を聞かせてくれ!そしてお前らでつーを守ってやってくれ!」
皆の説得で「修学旅行に行く!」と約束をするつー。
しかしその朝、つーは集合場所に来ませんでした。
「
当日キャンセルじゃお金も戻って来ないのに馬鹿みたい!まああんな奴いない方が、清々するけどね?」
サナエを殴ろうとしたサブの前に立ったゆきちゃんは首を横に振ります。
その顔がすべてを物語っていました。
マリ先生は、自分達の思い通りに動いてくれない7人組の事を嫌って何かと意地悪をしていました。
お金を払っているのですから本来そんな事を言われる筋合いもないのですが、事ある事に「修学旅行にも
連れて行ってやらない!」と言っていました。
それにマリ先生は男子と女子が喧嘩をすれば
理由の如何を問わずに「
男子が悪い!」と叱る人でした!
今、此処で問題を起せば「
旅行の参加そのものが危ぶまれる!」
其処まで考えて行動をしているゆきちゃんの「
大人」ぶりにサブも他のメンバーも感心しました。
「何処が、大人よ?クラスで一番のチビじゃん!」
サナエにそんな事が理解出来るはずがありません!
サナエは、旅行中も「
何で景色ばかり撮ってるのよ?そんなの絵葉書買えば良いじゃん!」
「
お前らの写真なんていくら撮ったってフイルムの無駄!もっとあたしを撮りなよ!」
と写真に割り込んで来たり、食事のマナーにも一々突っ込みを入れて来ました。
ひで坊「皆で楽しく食べているのに黙っていられないのか?」
サナエ「いられない!まあ、あんたらが、笑われるだけ何だからあたしは、別に関係ないけどね!」
当の彼女はテーブルに肘を付いていました。
サブ「あんさんのマナーもあまり良いとは言えませんでっせ?」
サナエ「
五月蝿いな!あたしが、どんな食い方をしようと自由だろ?飯が、不味くなるから黙っていろ!」
ゴリやつー、雷小父さんや右京さんへのお土産を選んでいると
「
自分の勝手な都合で休んだ奴の土産を買う事は禁止するよ!」
「
後、老い先短い爺と婆の土産もいらない!」
「
それよりさあ、あたしに◎◎と××と▽▽を買いなよ!」
皆の怒りは、頂点に達していました!
中禅寺湖では「
あー、やっぱりデカアヒルも来れば良かったのに!折角、此処で水浴びさせてやろうと思ったのに!イッヒヒヒ!泳げる様になったと言ったて今は、ゴリラも車椅子の片○だし、アヒルはアヒルの癖にかなづちだもんね?アハハハ!」
ゆきちゃんは、サナエの頬を叩こうとしました!
それより早く巴は、サナエを湖に突き飛ばしました!
「何するのよ!己!」
巴「
あたしは男子でも学級委員でもないからね?別にあんたに何かするのを躊躇う理由なんて何もないんだよ!」
ひで坊「
お前、不様な女だな?クラスじゃただ一人の白鳥じゃなかったのかよ!」
かず君「つーの悔しさが、少しは分かったか?」
男子達も拍手をしながら笑っていました。
しかしサナエは、そのくらいの事で反省する様な子供では、ありませんでした。
旅行から戻って来てもつーやゴリに「
あんたらはねえ、日光に行っていないんだからさあ、結構って言っちゃいけないんだよ!」
「
ねえ、大きいアヒルちゃん!どうして修学旅行に来なかったのよ?楽しかったのに!」
「
あー!車椅子なんて邪魔くせえ!○○学校に行け!」
言いたい放題でした!
つーは、「
何故修学旅行の待ち合わせの場所に来なかったか?」に付いては語りませんでした。
●年後、常磐線のホームには、髪の毛が河童状態になったサブ、お腹の出て来たかず君、すっかり太めになったゆきちゃん、そして説教臭い親父になったひで坊がいました。
「やっぱり二代目雷堂店主だな?」
雷堂は、全国規模の駄菓子屋チエーン店となっていました。
ホームの端に見えて来た車椅子に乗っているのは、アスリートとして有名になったゴリです。
そしてそれを押している髪に白いモノが混じり始めた女性は巴でした。
二人は夫婦となっていました。
「お前ら何時の間にそういう事になってたんだ?」
訊ねるサブはお笑い芸人になっていました。
巴「此処には、もう一組そういう人達が、いるけど」
そうです!ゆきちゃんとかず君も結婚をしていました。
ゆきちゃんは、「マリ先生の教育は、間違っていた事を証明する為」に小学校教師なっていました。
かず君は司法浪人で主に家事と育児は彼が、担当していました。
サブ「おー!独身会会長!」
ひで「副会長!」男二人はふざけて抱き合いました!
巴「ところで、やっぱりつーには連絡が、取れなかったの?」
「何であたしに連絡しなかったのよ?」
ホームの向こうから走って来たのはサナエでした!
サナエは少しも変わっていませんでした。
何故なら、サナエは小学生の時から既にビヤ樽の様な体型だったからです!
(実際の盲腸は、遅刻しそうになってもnever走りませんでした!
公共交通機関ですら自分の為には当然待っていてくれると考えるカラヤンの様な人でした)
サブ「げっ!本当に来やがった!」
ひで坊「何で自分が呼んで貰えなかったか分かりそうなモノだけどな?」
かず君「しかしあいつの情報収集力だけは、たいしたモノだな!その点は感心するよ!」
ゆきちゃん「貴女の事だから帰れと言っても帰らないだろうけど(此処よく分かるでしょう?)参加する以上はちゃんと約束を守ってよ!」
電車の中でひで坊は袋に入った雷堂のお菓子を皆に配ります!
「これで300円分だ!」
サナエ「だせえな!ガキでもねえのにこんなモノ食えるかよ!」
ひで坊「お前に無理して食って貰わなくても良いぞ!これだってウチの商品なんだからな?」
サナエ「皆が持って来ると思ったからあたしは特に準備しなかったけど、お前ら気が利かなねえな?ビールくらい買っておけよ!」
巴「あのね?今日のあたし達は小学校の6年生何だよ!」
「あたしは小学生の頃から酒くらい飲んでたぜ!常識だろ?」
サナエは”つー”と書かれたお菓子の袋を破りました!
かず君「それはつーのだろう?」
サナエ「来てない奴の事まで考えてられるかよ!」
「がつがつした性格は昔から変わっていないすっね?」
サブが自分の袋を破ろうとすると
「開けるな!それは正子に持って帰るんだよ!」
サナエは大声を上げました!
「皆の分も寄越しなよ!」
ゆきちゃん「正子ちゃんってお子さんの名前?」
サナエ「あんたら子供いるの?」
ゆきちゃん「男の子が二人ね!」
サナエ「それにしてもよくかずみたいな冴えない男と結婚したな?」
ゆきちゃん「わたしの旦那様を馬鹿にしたら許さないわよ!」
サナエ「ゴリラの方はイ●ポだからガキも作れないモンな!ねえ、己!そんな男と結婚する意味が何かあるの教えてよ?」
巴「あんたには説明しても一生分からないでしょうね?」
サナエ「分かりたくでもねえけどよ!これだけは教えてやるよ!人は親になって初めて一人前になるんだよ!」
サブは、飲んでいたお茶を噴出しました!
サナエ「ゴリラはメスゴリラと結婚するモノと思ってたぜ?もっとも死んじまっちゃ仕様がねえけどな?」
皆の顔色が変わりました!
ひで坊「冗談でもそういう事を言うな!」
サナエ「知らなかった?アヒル!中学の時に自殺したんだよ!苛めを苦にして!」
サブは、サナエの頬を叩きました
「お前の芸能生命もこれでお仕舞いだな?
河童三郎! 何の罪もない女の子に暴行!
明日のスポーツ新聞の見出しが楽しみだよ!もっともお前程度の芸人じゃ一面には載らないかな?
でも殴られたのが若くて綺麗な子だから〜」
「皆!止めないでくれ!俺はテレビに出られなくなっても良いからこいつだけは殴りたい!」
暴れるサブの頬を叩いたのは、ゆきちゃんだでした!
「貴方がテレビに出る様になったのを一番喜んでいたのは、小父さんと右京さんだったのよ!それをこんな人の為に不意にして良いの?」
サブ「すまなかったす!」
「こんな人って言い方はないだろう?昔の同級生に向かって!先のもブラック・ユーモアーってヤツだよ!それも分からないからお前の芸は何時まで経つても面白くないんだよ!」
気まずい沈黙の中サナエが、一人で喋り続けました!
「それじゃあよう!お詫びの印に(下町)のサイン貰って来なよ!」
「お詫びの印と言うのは自分が何かする時に言うモノじゃないのか?」
ゴリが漸く重い口を開きました!
ひで坊「先も言わなかったか?此処にはお笑い芸人も先生も社長もいない!皆、昔の6年のままだって?」
サナエ「それ?あんたらの精神年齢?だからあたしは三郎のサインなんか欲しくないって言っているだろう?(下町)なら売れるんだよ!」
(続く)
指導の要領 「わしは何処に出て来るんじゃ?」(作者 出て来ますよ!)
この話、思ったより長くなるので一旦切ります。次回公開は・・・?
盲腸は実際に校外学習などで配られる袋詰めの菓子は、人のモノから開ける人だったそうです!
「何故、自分のを開けない?」
「勿体無いじゃん!」
「だそうです!」と書いたのは、私はその菓子さえマリ先生に配って貰えなかったからです!
「皆と同じに扱って下さい!」
「仕様がないじゃん!皆とは違うんだから!」
「私を皆と同じに扱って下さい!」
「チ・ミはそんなに大きいお●●いをしてオカチなんかが欲チイノ?オカチイネ?男のチ●ポでもしゃぶるってろよ!」
同級生は私の事を「たかがお菓子くらいでがつがつしている!」と笑いました!
それは皆がお菓子を配って貰えたからだよ?私のお菓子を皆で分けたからだよ!
私の悔しさは分かって貰えますね?
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>あたしが、飛び降りたら怪我一つしない上に卵だって壊さなかったわね!
まず、やって見せて欲しいですね。そこに価値があるのでは?
>しかしその朝、つーは集合場所に来ませんでした。
どうしたのでしょうか?本人の口から語られる事を期待しています。
>食事のマナーにも一々突っ込みを入れて来ました。
>五月蝿いな!あたしが、どんな食い方をしようと自由だろ?
まず、自分というものを見つめてから口を利け。
>それよりさあ、あたしに◎◎と××と▽▽を買いなよ!
価値が無い!とでも言い返してやりたいもんです。
>それより早く巴は、サナエを湖に突き飛ばしました!
GJ!
>ゆきちゃんは、「マリ先生の教育は、間違っていた事を証明する為」に小学校教師なっていました。
正義感が強いな〜。かゆ先生みたいな良い先生になれそうですね。
>サナエは小学生の時から既にビヤ樽の様な体型
それで、「スラッと背が高い」だの「美人」だのとほざいていたわけですか?面白い生き物ですねw
>「皆の分も寄越しなよ!」
・・・思う存分ガツガツしてますね・・。
>人は親になって初めて一人前になるんだよ!
誰でも親になるぐらいは出来ます。・・で、サナエは一人前と言えるのでしょうか?自己申告なんぞアテになりませんね。
>アヒル!中学の時に自殺したんだよ!苛めを苦にして!
これは性質の悪いジョークですよね?
>「皆!止めないでくれ!俺はテレビに出られなくなっても良いからこいつだけは殴りたい!」
気持ちは分かります。でも、こいつには人生を引き換えにするだけの価値が無い。
>「お詫びの印と言うのは自分が何かする時に言うモノじゃないのか?」
確かそうだと記憶しています。
続きが楽しみです。
>私の悔しさは分かって貰えますね?
もちろんです。それが分からなければ、ここに出入りする資格はありません。これだけ子供の頃からいつもいつも謂れの無い差別を受けてくれば、世の中の不条理に敏感にもなりますよね・・。
でもこれからは、心静かに、自分の事だけを考えて生きて行ってもらえるとありがたいです。世の中には相変わらずクズが溢れかえっているようですが、出来るだけ気にしないようにしてくださいね。