『
怒りと誇りと』
《
モラン刑事登場》18
「
お前か?ウチの可愛いサナエちゃんを苛めているスケバンと言うのは?」
志田警視、麗の髪の毛をつかむ!
「
何なんだ?この真っ赤な髪の毛は?
お前はパンパンか?ああ?」注1
ゼベッド「
その子はそう見えても地毛何です?
オタクのサナエお嬢さんの髪形こそなんとかならないのですか?」
警視「
お前!相変わらず出世しないな?
ウチのサナエちゃんは可愛いから良いんだ!
モナリザみたいな顔をしているだろ?」
ダム 飲んでいたお茶を噴出す
警視「
お前!名前は?」
ダム「
あっしすか?あっしは・・
て言うかあんた誰?」
警視「
お前!何年警察の飯を食っている?」
ダム「
飯は最近、日に三度では足りずに夜食とおやつと・・」
「
ス、サナエお嬢さんのお父様だよ!」
やーさん スルーと言いかけて慌てる
ダム「
嗚呼!あの有名な軽視さんですか?」
スルーの父の署内での仇名は軽視だった
軽視「
憶えておけ!それでお前の名は?」
ダム「あっしは
マサルです!」
軽視「
誰が下の名前を言えと言った!」
ダム「
湊勝っす!」
軽視「横浜港の港か?」
ダム「いえ、
青森の十三湊(とさみなと)の方です!」
軽視「
青森にそんな地名はないんだよ!」
PCを検索して見せるダム
軽視「
じゅうさん・・?一番下の文字はあて字だ!」
ダム「
うひょ!うひょ!うひょひょ!
目の前で見てもそう言いはるなんてやっぱりスルーさんのお父さんですね?」
軽視「
スルーと何だ?
お前ら!そんな仇名をつけて何時もサナエちゃんを苛めているんだな!
辞めさせるぞ!
サナエちゃんの事は、クレオパトラとかモナリザとか呼べ!
サナエちゃんが仰ってた通りの何にも考えていない軽薄男だな?」
ダム「
あっし!そんな名前で呼ぶくらいなら警察を辞めた方が良いっすよ!」
ミゲル「
志田さん!人の事より御自分のお嬢さんには何にも仰らないんですか?
今日で何日休んでいると思っているのですか?
ダムだってこんな身体でも出て来ているのに!」
「先週までは寝たきりだった病人が次週には通常通りに動いている!」
刑事ドラマの定番です!
笑う人がいますが、規定で年に◎◎日までは病欠が認められているからと言ってそれを
必ず毎年盗る人が○長をやっている会社の人間には分からないでしょうね?
「
規定の範囲なんだから
何の問題もない!」
私は、思いません!
志田軽視「
何だ?耶蘇野郎!
お前離婚したか?
俺が折角薦めてやった見合いを断りやがって!
それで犯罪者の娘と結婚?笑わせるな!
大体お前の様な邪教の奴が警察にいるのが可笑しいんだ!
辞表を書け!辞表を!」
スノーク「
憲法でも信教の自由は保証されているはずですよ!
あっ私は船村剣です!
剣(つるぎ)と書いてケンと読みますが、当て字ではありませんから!」
軽視「
仕事も出来ない癖に能書きだけは一人前だな?
お前ら全員がちゃんと謝って来るまではサナエちゃんは署に行かせてやらない!
そうか!サナエちゃんが仰っていた男の癖に料理をしているゴキブリホモ男と言うのはお前か?」
スノーク「
男が料理をして何処が悪いのですか?」
軽視「
男は仕事なんだ!」
スノーク「
女は職場に遊びに来て良いのですか?
オタクのお嬢さんの様に!」
軽視「
お前!セクハラで訴えるぞ!」
ゼベッド「
軽視!職場は幼稚園じゃないんですぞ!
苛めたとか苛められたとか言う話なら他所でやって下さい!
オタクのお嬢さんが来てから
『軽視の娘だけ特別扱いはずるい!』
と言ってウチの署でも生理休暇を盗っては日焼けして来る婦人警官が増えました!」
軽視「
女の子は傷つき易いんだ!
皆が皆!お前の所の桃子の様に男に殺されるフーテン娘とは限らないんだよ!」
ゼベッドの顔色が変わる
ママ「
志田軽視!わたくしは女である前に警察官であれと思っています!
同じ考えのモノでなくては私の部下としては使えません!
山際婦警はちゃんとそれを守ってくれます!
サナエさんは・・」
注、ママは一応役付きなので志田の人格に問題があると思っていても階級が上の人間に対しては敬意を払っています
軽視「
お前らにはそれだけの価値しかないんだ! そんな事よりゆき!
このメスゴリラの髪を切らせろ!」
「
メスゴリラとは何だ?」
今まで黙っていたやーさん 立ち上げる!
軽視「
何だ?雄ゴリラ!
お前は確か小山君の弟だったな?
ババアの葬式に行ってやったけどニワトリ頭にしていた暴走族だったな?
お前みたいなろくでなしが、警察に入れたのは小山君に頼まれて俺が口を利いてやったからだ!
その事をよく憶えておけ!」
「
自分の娘にはちゃんづけだけど人の娘は呼び捨て!
気に入った部下にだけ敬称をつける!」
こういう上司っていませんか?
「
憶えておきましょう!
では俺も言わせて下さい!
てめえ!よくもバアチャンの通夜で腹踊りしゃがったな?
あん時は兄貴の手前我慢したけどもう許せねえ!」
軽視に殴り掛かろうとしたやーさんをミゲルが羽交い絞めにする!
「
よせ!こんな奴は殴ったって拳が穢れる!」
「
お姉ちゃんのお通夜の時も同じ事をしたじゃない?」
今まで黙っていた麗が始めて声を上げる!
「
やっぱりあの時のエロガキか?
お前!何であの時、裸踊りをしなかった?」
回想
山際幸子婦警の葬儀
坂田巡査とやーさんの兄英明 変わる変わる 志田にお酌をしている
(坂田と志田はかなり酔っているが、英明はお酒が飲めない設定)
英明(当時は岩田姓)「
おい!そこの赤毛!
コンパニオンがぼ〜つと座っていてどうする?
こっちに来てお酌でもしないか?」
ゆき「
良い加減になさってください!
この子は幸子さんの妹です!」
志田「
いもうと〜全然似てないな!
おい!赤毛!お前何年生だ?」
麗 志田を黙って睨みつけている
坂田「
やっぱり親のいない子は躾が出来ていませんね?アハハハ! 警部さんが聞いているんだ!
ちゃんとお答えしろ!」
麗 黙って指を三本立てる
志田「
三年?中学か?高校か?」
三蔵「
この子はまだ小学生なんですから!」
英明「
こんな小学生がいる訳ないだろう?
場末のスナックのママか立ちんぼうにしか見えないぞ!」
小学生の時から実際にこの台詞は何度も吐かれました!! 坂田「
幸子はぺチャパイだったけどこの子はもうボインボインですね?
メ●スも始っているんですか?
アハハハ!」
三蔵 手を叩いてその場を取り繕うとする
「
はい!はい!お酒の方はもうお開きにして!
警部さんもあまり遅くなるとお家の方で心配なさいますよ!」
志田「
お前!俺に命令する気か?」
英明「
おい!酒が足らんぞ!
もっと!もっと!持って来い!」
「
山際・・れいちゃんですか?
それにしても大きなお●●いですね?
本当に小学生なんですか?アハハハ!」
坂田 麗の名札を見るふりをして胸を揉む
志田「
お酌が嫌なら皆にチューして歩け!」
英明「
それよりこれだけの身体をしているんだから裸踊りでもさせませんか?」
坂田「
それ良い!それは良いですね!アハハハ!
おまわりさんは何度も見ましたよ!
麗ちゃんは何時もそうやって中学生や高校生に苛められていますね?アハハハ!」
ゆき「
貴方!警察官なのにそれを見て何も言わなかったのですか?」
坂田「
警察官である前に男ですからね! この子の苛められている姿はおかずになるんです!アハハハ!」
英明「
お前!××××の毛も赤いのか?」
志田「
ウチのサナエちゃんの話ではどうやら違うらしいぞ!
そうか!サナエちゃんの言っていたすごく苛め甲斐のある小学生と言うのはお前の事か?」
ゆき「
警察官なのにお子さんが苛めをしている事を知っていて何も言わなかったのですか?」
志田「
馬鹿な事を言うな!ウチのサナエちゃんは俺の後を継いで警察に入れるんだ!」
英明「
どうせ身寄りが誰もいない女なんてストリップかピンク映画に出るしかないんだ!
今から慣れておけ!」
坂田「
今日は●板ショーはないんですか?アハハハ!」
(私が
裸踊りをさせられている姿を見た
カピタンは実際にこの台詞を言いました!
摩羅と言う言葉を教えてくれたのもこいつです!)
三蔵「
いい加減にしろ!!」
「いい加減にしろ!」
ゼベッド 軽視に殴りかかる!
ゼベッドが怒ると誰にも止められない
軽視「お前ら!上司がこんな目に会っているのに誰も止めないのか?」
皆、そっぽを向いている
軽視「おい!こんな事をしてただですむとでも思っているのか?
あの時もお前は俺を殴った為に折角決まっていた係長昇進の話を棒に振った事を忘れたのか?」
ゼベッド「あんたには一生分からないだろうけどな?
人には金や出世よりももっと大事な事があるんだよ!」
軽視「だからお前はモノを考えない人間と言われるんだ!」
俯いて歯を食いしばっていた麗 顔を上げる その表情に変化が!
軽視「お前!取調べでも何時もこんな事をしているのか?
戦前の特高警察じゃないんだぞ!
お前の様な過去の遺物の刑事がいるから何時まで経っても開かれた庶民に愛される警察なんてものは出来ないんだ!」
ダム「こりゃあユーモアーのセンスも親子揃ってだ!」
軽視「お前でもそのくらいの事は分かるのか?
痛い!痛い!止めろ!止めてくれ!」
殴られた軽視の顔は腫れあがっていたが、殴った方のゼベッドも肩で息をしていた
「昔は、こんな事はなかったのに!
やっぱり歳は、取りたくないもんですな!」
「本当にこの係は禄な奴らがいないな?
お前ら全員クビにしてやるからな!」
捨て台詞を残して去って行こうとする軽視
踵を返し後ろから麗に殴りかかる
その事に気づき拳を掴んだが、反撃しない麗
その顔は今にも泣き出しそうだった
スノーク「それ以上何かしたら今度は、その顔が二の二乗倍腫れあがりますよ!」
ミゲル「うららちゃんは俺達が守ります!」
ママ「私は、『人の上に立つ人間はまず率先して仕事をすべきだ!』と言う考えなの!
この人を殴るのは係長である私の仕事よ!」
志田「けっ!サナエちゃんの仰った通りだ!
この赤毛の●ン●ンは係の男全員と寝ていてゆきとはレズビアンの関係にあるって!
そりゃあそうだ!
それ以外にこんな女にそんな価値がある訳ねえよ!」
「お前なんかにゃ分かりゃしねえよ!
とっとと失せな!」
ママの啖呵に軽視転げる様に部屋を出て行く
ダム「やっと帰りやがったすね?」
ママ「三蔵さん!貴方!若いモノを止める立場何でしょう?
何ちゃって私が一番人の事言えないか?」
スノーク「ママの啖呵に惚れ惚れしましたよ!
スルーに言わせるとわたしはホモだそうですが『漢心に男が惚れる』ってやつですかね!」
ミゲル「うららちゃん!うら・・」
今まで堪えていた涙を流し部屋を出て行く麗
その後を無言で追いかけて行くやーさん
ゼベッド「どうやらわしの仕事は岩田君に取られた様ですな!」
屋上で泣き崩れる麗
「私を苛めたのが、志田先輩だと言う事も気がついていた!
私、まだ8つだったけど本気になれば先輩になんか負けなかった!
でも先輩はパパに言って『お姉ちゃんをクビにする』と言ったんだもん!
だから!だから!言いなりになるしかなかった!この事はお姉ちゃんにだって言えなかったよ!」
自身の経験を重ね合わせ涙ぐむやーさん
「そうだよ!モラン!モランは強い子だよ!
モランは強い子だ!!」
(続く)
- http://takiji1933.blog34.fc2.com/tb.php/470-58fd3f26
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将軍と書いてモナリザと読ませるのは無理があります。
>あの有名な軽視さんですか?
全く重みがないですからね。
それにしてもよく出世できたもんです。
>「規定の範囲なんだから何の問題もない!」
仮病もアリですか?
>サナエちゃんは署に行かせてやらない!
お前はお子ちゃまか!
だいいち来て欲しくないし。
>女の子は傷つき易いんだ!
この言葉も最近胡散臭く思えてきました。
>雄ゴリラ!
ウホッ?!
>てめえ!よくもバアチャンの通夜で腹踊りしゃがったな?
ばあちゃんに関連して、またちょっと気分悪い事がありました。来年は23回忌です・・が、兄貴も呼ぶそうです。あれだけ大喧嘩して縁を切るとか何とか言ってたくせに、孫を連れて帰省したぐらいでもう仲直りですか。まぁ、親子ですからね。兄弟は他人の始まりと言うし、俺はすっかり他人のつもりだったんですけどね。じゃあ会社も兄貴に継がせればいいのに。俺の家も呉れてやるから、俺の時間を返してくれ。
>場末のスナックのママか立ちんぼうにしか見えないぞ!
言葉にして言わなきゃならん事じゃないだろう?
>坂田 麗の名札を見るふりをして胸を揉む
おいおい・・・
>この子の苛められている姿はおかずになるんです!アハハハ!
私的な刑に掛けたい・・・。
>庶民に愛される警察
逆に憎まれるしかないような言動ばかりが目に付くのですが?
>『お姉ちゃんをクビにする』
こいつらのやり口を見ていて、「グリーンマイル」を思い出しました。幼い姉妹を殺した男の手口もこんな感じでしたね。
>モランは強い子だ!!
うんうん。よく我慢されましたね。
残る当面の敵はエルネスのみです。
就職で人権派の蔓延る町に出ると、また新たな敵が出るんじゃないかと思ったりもしますが、耐える以外に無かった子供の頃とは違いますからね。
とにかく今はゆっくり休んでください。