「
やっぱり女子の懸垂回数の一番は、首子ちゃんね?
さすがに先生の子供は、違うわね?」
「
お言葉ですが、先生!
Y本さんのは、斜め懸垂だけど私の方は、本物の懸垂ですよ!」
「
そのやり方は、ま◎みちゃんが、勝手に選んだんだから仕方ないわね?
現にたくさん出来たのは、首子ちゃん何だから!」
「
でも懸垂と斜め懸垂では〜」
「
懸垂は、懸垂でしょう?」
それからマリは「
首子ちゃんは、こんな小さい頃から知っている!」と腰の所に手を持って来ました!
目を細めた姿は、
人の良さそうなオバサンに見えたでしょうか?
「
要するに懸垂でも斜め懸垂より多くの回数出来れば良いのでしょう?」
悔しかったから私が、挑戦を試みました!
「
居候の癖に出過ぎた真似しないでくれる?
そんな事いくらしたって公式の記録とは、されないのよ!」
首子に言われなくてもそのくらいの事は、分かっていました!
リーガン「
首子ちゃん!クラスの女子では一番の運動神経なんでしょう?
この跳ねっ返り娘の挑戦を受けて立ってやってくれない! 居候にNO1が、勝てないなんてなったら軒を貸して母屋を取られかねないわよ!」
首子「
あたしが、こんなのに負ける訳ないじゃない!」
かぐや姫「
馬は、何でやんないだよ?」
リーガン「
私は所詮NO2だそうですから!
私は、貴女にすら負けているのよ!
この馬鹿力に勝てるのは、首子ちゃんしかいないでしょう?」
首子「
馬鹿馬鹿しい!」
盲腸「
あたしの方が、力あるよ!
首子も馬もだらしないね?
あたしならNUEに勝てるよ!
懸垂くらいやろうと思えば片手だって出来るよ!
金にならないからやらないだけ!」
「
Y本さんは◎回だったわね?
それ以上に出来たら居候じゃないと認めてくれる?」
無駄だと分かっている
努力をしてしまう私でした!
「
てめえ!お●●いが、デカイのそんなに見せびらかしたいのかよ?」
マリは鉄棒にぶら下がった私の鳩尾に拳を入れて来ました!
「
誰がゴリラのダンスを見せろって言ったよ?」
マリに蹴られ足にぶら下がられても私は、手を放しませんでした!
「
皆、こいつを引き摺り下ろせ!」
クラスメートの攻撃にも耐えて来たけど
「
じゃあ、お前の姉ちゃんを鉄棒からぶら下げるか?」
豌豆の言葉で全身の力が、抜けて行きました。
砂場に落ちた私は、殴る!蹴る!の暴力を受けました!
私に攻撃を仕掛けて来たのは、女子だけでは、ありません!
男の癖にたかが居候のゴリラ女に懸垂で勝てない先生の息子ケンちゃんとその取り巻きもいました!
暴力を振るっても私が泣き出さないとケンちゃんは、
身体の事を罵り性的悪戯を仕掛けて来ました!
そうすれば私を確実に
屈服させる事が、出来たからです!
「
大きくたって所詮女じゃん!」
泣き崩れる私を見てケンちゃんは、満足した様子でした!
この時に「妙子」は、
体育を見学しているだけでした!
「妙子」は、家では、教科書を開いた事もないそうです!
宿題もやって来た事はないけど、人に「見せて!」と言った事もありません!
学校へ来てから始めても十分終わらせる事が、出来たからです!
予習や復習は、しなくても一回聞いただけで授業も理解出来る様でした!
エルネスや首子の様に躍起になって人の足を引っ張る事もしませんでした!
同級生の事等、少しも怖れていなかったからです! 「
貴女なら教科書を読んだだけですべて理解出来るじゃない?
何も無理してあんな人に授業をして貰わなくても困る事は、ないでしょう?」
(妙子)「
あたしは、別に外◎さんや●井さんみたいにそれ以上は、望んでいないよ!
でも最初から結果が、決まっているのは、やっぱ面白くないよ!
外◎さんが、オール5なのは、誰もが納得するよ!
でもあたしは、体育以外ではY本に負ける気は、しない!
ましてや(すなふきん)の不戦勝を認めるなんてこのクラスは、狂ってるよ!」
すなふきんは、テストも体力測定も受けた事が、ありません!
それでも「
もし受けていれば(娘の名)さんが、一番だ!」
ヨクサルの申し出をマリは、鵜呑みにしました!
そうしないと
ピンクのヘルメットの残党が、学校に押し掛けて来て暴れる為でした!
(妙子)「外◎さんと●井さんが、組めば四組を引っくり返せるよ!」
リーガン「それで貴女は、何をするの?」
(妙子)「あたしだって首子やすなふきんよりは、役に立つと思うよ!」
リーガン「あの人達は、元々能力ではなく背景だけが、問題とされているのよ!
それじゃあねえ〜」
「いやっ!」
私が、悲鳴を上げたのは、リーガンが、スカートを捲くった為でした!
リーガン「貴女、こんな傷をつけられても耐えられる?
あのオバサンが『想像力を持ちなさい!』
と仰った様に貴女も手術とかでは、散々痛い思いや苦しい思いをして来たかもしれないけどそれは、治す為のモノでしょう?
この子の場合はオバサン達が快楽を味わう為の苦痛なのよ!」
「外◎さん、ギャグを言っているの?
貴女だって私に傷をつけた一人じゃない?」
リーガン「コーデリアちゃんがあんなお姉さんでも守らなければならない様に私もあの子を守らなければならないのよ!
その為には、卑怯者にも恥曝しにもなる!
それの何処がいけないの?」
「懸垂でも斜め懸垂より多くの回数出来れば誰にも文句を言われる筋合いは、ない!」
放課後もリーガンは、鉄棒の練習をしていました!
ポーシャ「良い加減無駄な努力は止めなよ!」
かぐや姫「あんまり目立とう精神を発揮しない方が良いよ!
クラスで一番の女子は、ミッチ!
それで良いじゃん!」
「Y本さんなんか関係ない!
私は、私の為にやっているの!」
首子「貴女も和蘭妻と変わらないのね?
あんまりクラスの輪を乱さないでくれない?」
盲腸「此処から春雄をぶら下げようか?」
後になってから知りました!
「出過ぎた真似をしたら春雄に危害を加える!」
リーガンもまた脅されていたのです!
だから懸垂が、出来るのにそれを封じて斜め懸垂でお茶を濁し、NO2の座に甘んじざるを得なかったのです!
「懸垂が出来るならやれば良い!」
最終的判断をしたのは、自分なんだから自分が悪い!
この理論で恐喝・強盗だって正当化するのが、人権派です!
しかし少しでも自分が、不利益を被るとなると「別の事」と被害者面をする!
これも人権教育の賜物でしょうか?
「あの人達は、Y川さんを守る振りをして利用している!
でもY川さんの方でも同時にあの人達を利用しているのよね?
オバサンも生徒を利用しているつもりで実は、利用されている事に気が、付いていない!
オバサンは、首子やケンちゃんの事をあんなに可愛がってあげているのに二人ともオバサンの事なんか何とも思っていない! オバサンは、Y川さんの事も特別扱いしてくれているわね!
その裏には、一欠けらの愛情もないけど特別扱いしてくれているんだから良いじゃない?
Y川さんだってそれを承知でオバサンを利用しているんだから強かな女!
それに貴女には、優しい家族がいるじゃない!
それから自分の事をクラスで一番の悲劇のヒロインだと思い込んでいるコーデリアちゃん!
色々な意味で貴女の事だけは、誰も放って置けない様ね?
コーデリアちゃんには、家族はいないけどでも貴女は、自分で思っている程には、可哀そうな子じゃないわよ!
別に外国の子供を例に引く気は、ないけどね?」
「私は、ただ静かに暮したいだけだよ!」
「コーデリアちゃん!
貴女が、人一倍の努力家なのは、認めて上げる!
でもね?いくらしても無駄な努力だけは、しない方が良いわよ!
貴女まだ『家族』に愛して貰おうなんて思っているでしょう?
オバサンにも愛して貰おうなんて夢見ているでしょう?
ブルドックも基地嫌いのオバサンも色キ●●イのオバサンも所詮教師なんかには、貴女の事なんかは理解出来ないのよ!
貴女がいくら誠意を持って接した所で理解なんかしてくれないわよ!
彼女の頭の中にあるのは己それだけだから!
だけど貴女もあまり人の事は言えなくてよ!」
「・・・・」
「貴女は、何時も余所見をしている!
折角、貴女の事を思ってくれている人が、いるのにその人の事を見ないで何時もどうでも良い事ばかりに夢中になっている!
そんな事じゃ何時かあの子達にも背かれるわよ!」
「外◎さん!」
「四組は、本当に最低のクラス!
担任を始め、皆何の努力もしないで他人の足を引っ張る事ばかりに夢中になっている!
だから決めたわ!
私、四組の一番は、首子に譲ってあげる!
別にすなふきんでも良くてよ!
私は、元々そんなモノには、価値は見出してないもん!
学年一の才女の座が、欲しいならはにゅうさんでも栞ちゃんでも好きな人が、持って行けば良いじゃない!
所詮は、その程度のモノでしょう?
私は、もう父にも母にも期待しない!
だって私の本当の家族は、春雄だけだもん!
そうだ!●井さん、中学に入ったら私と懸垂の勝負をしてくれない!」
でも中学も小学校も少しも変わらない場所だったから遂に夢が叶う事は、ありませんでした!
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それが許されるというのは地域全体が狂っているからです。
>「懸垂は、懸垂でしょう?」
そう思うのなら本物の懸垂をしてみて欲しいもんですね?
>悔しかったから私が、挑戦を試みました!
たぶんそのクラスで少しでも楽をするためには、そこで目立つような事をしてはいけなかったのでしょうね。
>懸垂くらいやろうと思えば片手だって出来るよ!
もうウザいから黙ってろ!
>先生の息子ケンちゃんとその取り巻き
女を苛めて喜ぶような卑怯な奴は男として許せん!
>「もし受けていれば(娘の名)さんが、一番だ!」
やっぱり狂ってる・・。
どこからも文句が出ないってどういうこと?
>放課後もリーガンは、鉄棒の練習をしていました!
やっぱり他のクズとは違います。
>「良い加減無駄な努力は止めなよ!」
クズは黙ってろ!
>「出過ぎた真似をしたら春雄に危害を加える!」
もっと早く知っていれば状況は変わったかもしれませんね・・。
それにしても許せん!
こんな薄汚い奴等だけが今も幸せに生きてるなんて納得できません。
>これも人権教育の賜物でしょうか?
たぶんそうです。
>色々な意味で貴女の事だけは、誰も放って置けない様ね?
あ・・これは俺も散々書いたっけ・・。
>貴女は、何時も余所見をしている!
これも感じています。
最近思ったことをひとつ。
たぶん戦場で背中を預けるという事に似ているのではないかと。
信頼できるからこそ安心して背を向け、自分を愛してくれない人(敵)に目を向けているのかな・・と考えました。
だから背こうとしている人、味方でなくなりそうな人には再び目を向けるのでは・・。
愛してほしい病なのは分かりますが、背中しか見る事が出来ないのは辛いと思いますよ。
俺は鈍いと思っていましたけど、意外とリーガンの感情には近付けるもんですね。
発想には近付けませんが。
>中学に入ったら私と懸垂の勝負をしてくれない!
懸垂だけといわず、全てを競い合う事が出来る環境ならよかったのに・・。
そんな異常な町だからこそ凄い人達が生まれたのかもしれませんが、その才能を片っ端から踏み潰してしまったのも、異常な町だからこそだと思います。
来世は二人共マトモな町に生まれる事が出来たらいいですね。
それまでリーガンには待っていてもらいましょう。