『
怒りと誇りと』
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スワンとダック> 23
一係室内
ママ「
ダムちゃん!先から何ニヤニヤしているの?」
ダム「
そういうママだって〜」
「
私は〜私は笑っていないわよ!」
言いながら机に蹲り身体を小刻みに震わせて笑うママ
やがて咳き込み出すママ
「
ママ、どうぞ!」
ムンク、お茶を差し出す
「
あ、有難う!」
ダム、隣席のミゲルに囁く
「
副会長、ネタ刑事はスルー先輩、そっくりの顔ですね?」
「
軽視と同じ顔が三つ並んでるな!
誰でも父親似なのかと思うだろう?
実は、俺は、軽視の奥さんと会った事もあるんだけど、これも同じ顔をしているんだよ!会長!」
「
副会長、あっしは、ネタさんが、
金も時計も眼鏡まで盗られて腰にタオルだけ巻いてホテルの部屋に佇んでいる姿を想像すると可笑しくて!」
同じ姿を思い浮かべたママ、飲んでいたお茶を噴出す
ゼベッド「
おぬしらそのネタと言うのは、何なんじゃ?」
ダム「
あの人のお話は、大きいばかりで殆どが法螺ですから!
そういう点は、兄妹そっくりなんすよ!」
スノーク「
それにしても援助交際、自分は、この言葉は嫌いなのであえて売春と言いますが、売春婦を買って置いて、シャワーを浴びている間に身ぐるみ剥がされたからと言ってよく訴えられる事が出来ますね?」
ダム「
恥知らずな一族なんですよ!」
苦虫を噛み潰した様な顔のやーさん
スワンだけが、心配そうな顔で見ている
回想
小山「
ああた達の勢であたしが、言われるんだからね?
ちゃんと犯人を捕まえなさいよ!
じゃないと全員、クビにするわよ!」
ゼベッド「
署長に質問が、あります!
志田刑事の処分は、どうなさるのですか?」
「
そんな事はお前に答える必要はねえんだよ!」
突然、男言葉に変わる小山
坂田「
敏男坊ちゃんは被害者なんです!
アハハハハ!」
ダム「
あんたの考え方では、女性は何時も被害者だったんじゃないんすか?」
坂田「
お前なんかと違い坊ちゃんは、警視さんの息子さん何だよ!」
スワン「
坂田刑事部長が逃亡幇助した中学生が、万引きで捕まったそうですね?
あの時に捕らえていれば次の犯行は、防げたのではないですか?
女の子だから何でもかんでも許す!
そう言った風潮が女の子の犯罪を増やすのではないのですか?」
「
何も犯罪なんて大袈裟な言い方をしなくてもアハアハアハ!」
明らかにスワンを怖れている様子の坂田
棚か「
坂田さんが逃がさなくても別の誰かが、逃がしていたかもしれない!
現にワタシでもそうしていた!
正常な男なら皆そうしていただろう!
そもそも今度の事件だって女の子を捕らえた店側が120%悪いのに何故、それを問題にせずに本末転倒な話をする!
レベルが、低過ぎてとても議論をする気にもならない!」
スノーク「
生憎、自分は女の腐った様な男だそうですからその例には、該当しない様です!」
ミゲル「
誰もあんたと議論しようとは、思わないよ!棚かさん!
俺の言いたいのは、ただ一言 部外者は消えろ!」
棚か「
何故、何の罪もない女の子を捕まえたりしたんだ?
何故、仲間の志田さんが、被害にあっているのに助けないんだ?」
ダム「
志田さんを被害に会わせたのが、何の罪もない女の子だからすよ!」
松尾「
お前の言う事はさあ、頭がさあ、悪過ぎてさあ、分からないんだよね?」
(皆さんは、分かりましたね?)
「
ああた達の勢であたしが、言われるんだからね?
ちゃんと犯人を捕まえなさいよ!
じゃないと全員、クビにするわよ!」
ダム、小山の物真似をする
いたたまれずに飛び出して行くやーさん
後を追うスワン
「
あのさあ?お宅さあ?」
廊下でスワンに話しかけて来る松尾
「
今は取り込み中なの!」
「
そんな事さあ、言ってさあ、良いのカナ?
松代の所のさあ、奴はさあ、皆さあ、仕事がさあ、出来ないから署長と警視がさあ、俺達にだけ打ち明けてくれたんだよ!」
足を止めるスワン
松尾「
敏男ちゃんの盗まれた警察手帖や拳銃でさあ、もしも何かのさあ、事件がさあ、あったらさあ、
お前らに責任取れるの?」
スワン「
そんな大事なモノまで盗まれていたのを隠していたの?」
「
だからさあ、お宅らはさあ、信用さあ、されてないんだよ!」
松尾を無視し、元来た廊下を戻って行くスワン
「ねえ?この子は触られたって言ってるんだよ!」
「俺は、触っていない!」
「女の子が、嘘を付く訳ないだろう?
あんた一生を棒に振っても良いの?」
ギャル風の女(A)、サラリーマンのネクタイを掴む
隣には、比較的、地味な女が立っているがニヤニヤ笑っている(B)
「俺はやっていないんだから警察に行って白黒付けよう!」
「その必要は、ないね!
これが目に入らないのかよ!」
A、警察手帖を突きつける
「こんな刑事がいる訳〜」
A「いるんだから仕方ないじゃん!
ギャル刑事って言うんだよ!」
B「出しなよ!」
「出す?」
A「金、出したら許してやると言ってるんだよ!」
「お前ら何物なんだよ?」
B「女の子にお前なんて言ったらセクハラで訴えるよ!」
A「公務執行妨害で逮捕するぞ!」
女の子二人、サラリーマンに殴る、蹴るの暴力を振るう
「警察手帖を見せる時は、中の身分証明書まで見せろって警察学校で教さわらなかった?」
B「デケ〜!」
A「何こいつの髪の色?」
女の子二人が、振り向くと手帖を開いた麗が立っていた
A「こんな刑事いる訳ないじゃん!」
麗「貴女みたいな刑事なら実際にウチの署にもいるけどね!
でもいくらコネが、あっても18歳にならないと刑事には、なれないでしょう?
石田とも子さん!」
ゼベッド「ありがとう!姫のお蔭でこれ以上に事件を大きくしないですんだよ!」
ママ「あの子達は、警察手帖を見せて食事代をただにしろと言ったり、あちこちで金品を脅しとっていたりしたそうだわ!
偽者と分かって少しは警察の名誉が回復出来たかしら!」
「こんな恥知らずな婦人警官がいたら駄目だね!」
スルーの言葉に追従笑いをする松尾、千田、坂田・・・
「これは、お兄ちゃんのだからね!」
麗の手から手帖を引っ手繰るスルー
「それで銃は?」
麗、スルーの方を見ずにママに話しかける
「本人は、友達に売ったと言っています!」
松尾「お前さあ、ガキのさあ、使いじゃさあ、ないんだからさあ、それで帰って来たの?」
千田「俺だったら拳銃まで取戻しますけどね!」
ミゲル「口先だけなら何とでも言えるな!」
坂田「それでもその現場にいたら拳銃も取戻していると言っているんです!
アハハハハハ!」
ダム「そもそも拳銃や手帖の事を隠していたのはあんたらじゃないすか?
アンフエアな事が、好きなら拳銃も自分で探して下さい!」
「お前は、頭が悪い!
もっと皆に分かる言葉を使え!」
アンフエアと言う言葉の意味が分からない松尾
スノーク「おそらくは、松尾係長以外の全員が、理解していると思いますよ!」
千田「湊さんも信用される様に努力すれば良いじゃないですか?」
ダム「向こうが、あっしを信用してくれないならあっしも信用しないだけです!」
松尾「馬鹿野郎!遊びに来てるんじゃねえ!」
ゼベッド「その言葉を自分の部下に向かっても吐いてくれんか?」
松尾「オマエ!テメエ!この野郎!」
坂田「ピンク女優さんは、自分が不潔過ぎて女の子として扱って貰えない事に僻んで何の罪もない女の子を殴ったり蹴ったりしたんです!
アハハハハハ!」
スワン「そういう言葉は、不愉快です!
それと女の子として扱って貰いたいと思う女ばかりと言う認識も女性に対する差別です!」
スワンが、苦手な坂田、口を噤む
ムンク「警察の名前を騙って詐欺や恐喝を繰り返していたんでしょう?
そんな奴らの何処が、罪のない女の子なんですか?」
スルー「たかがお茶くみは、黙っていな!
大体オマエはお茶一つ満足に入れられないじゃねえかよ!
あたしが、オマエに正しいお茶の入れ方を教えてやるよ!
手鍋に水を入れてその中にお茶っ葉を放おりこみ煮え立てさせるんだよ!」
(盲腸は、実際にこういう入れ方をしました!)
棚か「それじゃあ、貴方達は、テレビの刑事ドラマの真似をした事がないのか?
チャンバラごっこは、した事がないのか?」
ミゲル「部外者は、黙っていてくれないか?」
スルー「鉄ちゃんに口で勝てないからってその言い草はないだろう?」
スワン「署にお仕事でなく刑事ごっこに来ている方もいらっしゃる様ですね?」
スルー「女の子は仕事なんかしなくて良い!
ただいるだけで目の保養になる!
それが英明の方針なんだよ!
不満が、あるなら他所の署に行きな!」
棚か「もしも貴女が、子供の時に刑事ごっこをしていたら見ず知らずの大人にいきなり殴る蹴るの暴力を振るわれたらどうする?
それでも怒らないのか?」
ダム「あんた何の話をしてるんすか?
相手は、子供でもないし刑事ごっこでもないんですよ!」
棚か「大人と子供程の身長差が、あるじゃないか?」
「17歳は、まだ子供何です!
アハハハハハハハ!」
スワンと目の会った坂田の笑い次第に萎んで行く
ミゲル「女子高生の短いスカートが良い!
十分使える!
職場でエロ話をしているのは、誰だ?」
棚か「もしも貴女が〜」
やーさん「ええ!面倒だ!棚か!坂田!表に出ろ!
ついでに松尾と千田も一緒でも良いぞ!」
明らかに怯えた表情の松尾、坂田
千田「俺は、暴力は否定しますから!」
ダム「やーさん! やーさんは、やっぱりそうでなきゃ女房の言いなりのやーさんなんて〜」
棚か「もしも〜」
スルー「本当に蒟蒻とデカデカは、女の敵だね!」
「さ、サナエ!」
途端に意気消沈するやーさん
舌打ちをするダム
松尾「大体さあ、オマエはさあ、無実の罪でさあ、妹がさあ、捕まえられた石田ちゃんの気持ちとかさあ、考えた事あるの?
お蔭で石田ちゃんがさ、今日も来てくれてないじゃん!
どうするんだ?」
ママ「判決は裁判所が、下すモノだけど現行犯を逮捕するというのは、刑事としての当然の行為よ!
でも何故、最初から被疑者が石田君の妹と分かったの?」
麗「無理矢理写真を見せられた事が、ありましたから!」
坂田「可愛い妹の写真なら見せたくなるのは、当然なんです!
アハハハハハ!」
スルー「だよね?お兄ちゃんだって何時もあたしの写真持ち歩いているモン!」
スノーク、飲んでいたお茶を噴出す
「すみません!
自分は出番も台詞も少ないモノで!」
松尾「お前さあ、それが分かっていてさあ、石田ちゃんのさあ、妹をさあ、無実の罪でさあ、捕まえたの?」
千田「俺なら友達の妹なら許してあげますけどね!
別に犯人を多く逮捕したところで給料が上がる訳じゃないですから!」
ミゲル「金の為だけに仕事をしていると言う事で本音が出たな!」
ゼベッド「松尾係長に一つお聞きしたいんだが、被害者が志田警視の息子さん、加害者が石田課長の娘さん!
こういう場合は、どっちが、優先されるんじゃ?
お得意のレデイファストと言うやつか?」
松尾「そのくらい自分で考えろ!」
スーパーの商品を次から次と紙袋に入れて行くスルー
あまりの大胆な犯行に店員も口をポカンと開けて見ている
その間も手を休めないスルー
我に返った店員
「何やってんだ?あんた?」
「見て分かんない?」
「太てえ野郎だ!警察に突き出せ!」
「それならもう呼んであるよ!ホラ!」
警察手帖を差し出すスルー
「こいつ!最近流行りの偽刑事だな!
取り押さえろ!」
店員数人に床に押さえ込まれるスルー
「お前ら、何すんだよ!
公務執行妨害で逮捕するぞ!
放せって言ってるだろう?
馬鹿野郎!
あたしは女の子だよ!
きゃあ〜!
痴漢だよ!痴漢!
誰か助けろよ!」
足をバタバタさせ下着を見せてくれるスルー
(続く)
タイトル、高校時代の事を詠みました
今も涙が出て来ます!
やーさんも似た心境?
- http://takiji1933.blog34.fc2.com/tb.php/579-e6c67e1c
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いや、いてもおかしくないのか。
>会長・副会長
もう役まで決まってる?!
>敏男坊ちゃんは被害者なんです!
女性も被害者なら、誰が加害者なんだろ?
>女の子だから何でもかんでも許す!
こんな奴が本当にいるんですよね?
あまりのモラルの低さに唖然とします。
>レベルが、低過ぎてとても議論をする気にもならない!
じゃあ拳で決着つけようか?
>(皆さんは、分かりましたね?)
もちろんw
>「敏男ちゃんの盗まれた警察手帖や拳銃でさあ、もしも何かのさあ、事件がさあ、あったらさあ、
>お前らに責任取れるの?」
責任は誰にあるのでしょうねえ?
>「こんな刑事いる訳ないじゃん!」
自分で言った事も覚えていないあたりが痛い・・。
>「俺だったら拳銃まで取戻しますけどね!」
だから、やってから言えっての!
有言不実行は恥ずかしいぞ。
>「馬鹿野郎!遊びに来てるんじゃねえ!」
遊びに来てる人が言うかw
>手鍋に水を入れてその中にお茶っ葉を放おりこみ煮え立てさせるんだよ!
それは半島流?
>見ず知らずの大人にいきなり殴る蹴るの暴力を振るわれたらどうする?
この場合は「全く別の話!」って言ったら駄目なのかな?
>ええ!面倒だ!棚か!坂田!表に出ろ!
間違いなく言うと思うorz
>「俺は、暴力は否定しますから!」
あれ?
元ヤンキーなのが自慢じゃなかったっけな?
>「やーさん! やーさんは、やっぱりそうでなきゃ女房の言いなりのやーさんなんて〜」
なるほど・・裏切られたという気持ちが強かったから・・か。
>お蔭で石田ちゃんがさ、今日も来てくれてないじゃん!
いつものこと。
>どうするんだ?
クビ!
>「だよね?お兄ちゃんだって何時もあたしの写真持ち歩いているモン!」
魔除け?
>痴漢だよ!痴漢! 誰か助けろよ!
どれだけ困っていてもコイツに痴漢する奴はおらんような・・。
>タイトル
光が強ければその後の闇はさらに深くなるわけですね・・。
本当にご苦労様でした。
やーさんはまだ理解者もいるし、かなりマシですよ。
謂れの無い苛めではなくて自身が招いた結果でもありますし。
さて、雨が降らないうちに夜桜見物に行ってきます!