『
怒りと誇りと』
<
スワンとダック> 24
「
おい!修二!
良くも俺の顔に泥を塗ってくれたな?
それにお前は、サナエちゃんの心も傷つけたんだ!」
軽視、一係に怒鳴り込んで来る
「
お父さん、俺は〜」
「
お前なんかにお父さんと言われる筋合いはない!」
千田「
岩田さん!あんまり余計な事をしない方が良いですよ!
まあ俺には、関係ない話ですけど!」
ミゲル「
だったら余計な口出しも慎むんだな!」
坂田「
職場の仲間なんです!
アハハハハハ!」
棚か「
君が、スーパーに払ったお金で何人の外国の子供が、救えたと思っているんだ!
外国には、学校にも行けない可哀そうな子供達がいるんだ!
どうしてそういう子供達に想像力を持てない?」
ダム「
日本にも職場に来られない『子供』がいます!
あっしには、想像も出来ないのですが、これが海に行って日焼けをして来る事なら出来るんですね?」
棚か「
じゃあ君は、小学校の時の夏休みも日焼けをした事がないのか?
真っ白なままでいたのか?」
ダム「
あっしは、その頃から海で真っ黒になるよりは、母ちゃんの工場で真っ黒になって仕事をしてましたから!」
杜松「
じゃあ自分が悪いんじゃない!」
ダム・麗、目付きが変わる
千田「
俺は、真っ黒になるまで遊んでいたですけどね!
その方が子供らしくて良いじゃないですか?」
ダム「
良いとか悪いとか言う問題じゃなくて〜」
「
あんたの事なんかどうでも良いのよ!
それよりもこの人の愚かな行為によって女性の権利が侵害されたのよ!」
杜松、やーさんを指差す
ゼベッド「
泥棒をする権利ですか?」
やーさん「
俺は、外国の子供より自分の女房・子供の方が大切だ!
女房や子供のやった事は、亭主の責任だ!」
杜松「
それはあんたの勝手な都合でしょう?」
千田「
三蔵さんも岩田さんも大袈裟だな?
万引きなんて俺だって学生時代は散々やりましたよ!」
スノーク「
そういう発言をして憚らない刑事がいると言う事は採用の仕方に問題が、あるんじゃないんですか?」
軽視「
警察という組織に不満があるなら止めて貰っても良いんだぞ!
お前の代わりなんて幾らでもいるんだからな!」
ダム「
スノークさんの代わりは、あまりいないと思いますよ!
お宅の坊ちゃんや嬢ちゃんの代わりなら幾らでもいると思いますが!
ドラマで言えばキャラが被るってやつすかね?
おひょひょひょ!」
松尾「
松代!部下の教育をちゃんとしろ!
警視さんに対して失礼だぞ!
本当にお前の所はウチの石田ちゃんや千田ちゃんと較べて禄な奴がいない!」
ママ「
多分、私に似たんだと思いますよ!
松尾係長の所の方が皆、係長に生き写しの様に!」
松尾「
それがさあ、分かっていてさあ?
何で改めないの?
問題意識がないんじゃないの?」
ダム飲んでいたお茶を噴出す!
千田「
汚いなあ?女の子もいらっしゃるんですよ!」
「
何処?何処?」
ゼベッド室内をきょろきょろ見回す
「
ウチの班には、女性の警察官しかおらんぞ!
後は、女性でも警察官でもない方が一人おられる様にしか見受けられんが!」
坂田「
そういう事を言うとセクハラになりますよ!
アハハハハ!」
ゼベッド「
これは失礼した!
人でもなかった様だな!
アハハハハハ!」
ミゲル「
泥棒にもいわれたくないしな!」
千田「
俺の罪なんてもう時効じゃないですか?」
「
例え、時効が来て法律上の罪は消えても心の罪は消える事はありません!」
スワン、やーさんを見ながら喋るがやーさんは気づかない
「
素直になれず、謝れなかった事、お礼を言えなかった事、それは、い〜」
松尾「
テメエら!何時までくだらない話をしていやがんだ?
警視さんが、退屈なさっているぞ!」
警視「
大体お前ら1係の人間がしっかりしないから敏君の拳銃も探し出せないんだぞ!
敏君の拳銃で何かあったらお前らの責任だぞ!」
ミゲル「
拳銃を失くした方の責任は、どうなるんですか?」
杜松「
貴方は、また全然別の二つの事を一緒にしょうとしている!」
棚か「
それじゃあ君は落し物をした事がないのか?
忘れ物も一度もした事がないのか?」
スノーク「
自分は、子供に銀玉鉄砲を持たせるのだって反対です!
わざと人に向ける子はいますからね?
ましてや大人になれない方に本物の拳銃を持たせるなんて!」
軽視「
馬鹿野郎!敏君はお前より遙か年上だ!
口を慎め!」
千田「
船村さん!口の利き方には、気をつけましょうよ!」
杜松「
じゃあ、貴方が人に向けても危険じゃない銀玉鉄砲を作れば良いじゃない?」
千田「
今時、女の子だって銀玉鉄砲で猫や鳩くらい撃ちますよ!」
坂田「
女の子は傷つきやすいんです!
アハハハハハ!」
棚か「
例え、その子が銀玉鉄砲を人に向けたとしてもノーベル賞を取るかもしれない!
ガンの特効薬を発見するかもしれない! 子供には、果てしない可能性があるんだ!」
ゼベッド「
お主は、自分や家族が銃で撃たれてもノーベル賞を取るかもしれないからと許せるのか?」
棚か「
ほら!また全然別の話をしている!
レベルが、低過ぎて議論する気も起きない!」
ママの机の上の電話が鳴る
「
分かりました!
すぐ行きます!」
電話を切ったママ
「
駅前のバスターミナルで拳銃を振り回して暴れている男がいるそうよ!
すぐに行ってやって!」
一係の連中、部屋を飛び出して行く
松尾「
だからさあ、俺はさあ、前からさあ、言ってんじゃん!
お前!責任取れるの?」
「私にも友達がいた事があるわ!
でも私と一緒にいるのにその子達は、家族のお話をするの!
どうして?
私じゃ駄目なの?
母の日のプレゼントを買いに行くのに付き合わされた事もあるわ?
これって愛人に奥さんへのプレゼントを選ばせる様なモノじゃないの?」
(この気持ち分かって頂ける方はいますか?)
麗だけでなくムンクの目にも涙が浮んでいた
「夏休みに家族で旅行したお話なんてどうして私の前でするの?
私には、家族がいないのに!」
「僕には、モランさんの気持ちが、分かりますよ!
僕にも本当の意味での『家族』はいませんでしたから!
世渡り上手な姉と母は、僕を利用するだけでしたから!」
「私、かずひこ君には〜」
「お前ら何甘えた事言ってるんだよ?
世の中の人が何でお前らなんかに気を使わないといけないんだよ?」
「くだらない事を言っている暇が、あったらあたしの国にもっともっと援助しなよ!」
腕を組んだ石田・金田列に割り込んで来る
ムンク「並んで下さいよ!」
金田「何で?あたしは、女の子だよ!」
石田「俺はお前らなんかと違って車もバイクも持っているから普段バスになんか乗らないんだよ!」
金田「健ちゃんは、お前らと違って何でもパ〜ッとやらないと気がすまない性格なんだよ!」
ムンク「並んで下さい!」
金田「だったらお前らが、後ろに行けば良いだろ?
それともセクハラで訴えられたいのか?」
麗「どうしても並ばないなら貴女達を逮捕するしかありません!」
石田「逮捕なんて出来る訳ないじゃん!
俺もメグも刑事だぜ!
お前らなんてただのエロ女優とお茶くみじゃん!」
ムンク「刑事なら刑事らしくして下さいよ!
僕は、お茶くみなりに頑張って仕事をしているつもりです!
休んでお金を貰っている〜」
「休んだと言われた!
うわあ〜!」
石田バス停を振り回そうとしたが、持ち上がらず、バス停を蹴りまくる
金田「健ちゃんは、お前らと違い繊細なんだからね!
後で署長に言いつけてやろう!」
麗「ルールを守らないと繊細なんですか?」
金田「愛人顔は、黙ってな!
母の日のプレゼント?くだらねえ?
外国には、もっと可哀そうな子供がたくさんいるんだよ!
あたしなんて小学校の時からクラスの男子から何万円もするプレゼントを貰ってたぜ!
お前らもガキみたいに甘えている暇が、あったらあたしの国にもっともっと援助しなよ!」
ムンク「あんたの国って何処なんですか?
日本名を名乗り、税金を使って公教育を受けさせて貰い、今も日本命で公僕となり日本という国家から税金で給料を貰っているんでしょう?
それなのに仕事もせずに〜」
金田「お前らの国には、それだけの価値しかないんだよ!」
ムンク「自分達だけは価値があると思っているのが、凄い自信ですね?
それに実際の愛人はあんたじゃないですか?」
金田「セクハラで訴えるぞ!」
「もう我慢も限界だ!
うわあ〜!」
石田、拳銃を取り出す!
ニャリと笑った麗、バス停を持ち上げる
「ムンク君!
民間人を避難させて!」
金田「健ちゃん!構わないからこんな女射殺しちゃいなよ!」
「家族のいない人に自分の家族へのプレゼントを選ばせるのは、子供が生めない立場の愛人に子供のプレゼントを選ばせる様なモノですね?」
小学校の時にそう発言するとマリは
「バカ!バカ!お●●いバカ!」
と胸を乱打し続けました!
私の気持ちの分かってくれる方はいませんか?
一係のメンバーが駆けつけた時には、すべてが終わっていた
ミゲル「石田も何時まで経っても学習しない奴だな?
うららちゃんに勝てる訳ないだろう!」
ゼベッド「民間人にも怪我は、なかったと言うし、最良の適切な判断だったんだろう?
有難う!麗姫!」
スノーク「馬鹿親が、また色々と言って来るだろうけど自分を始め皆でエスコートします!
そうですね?岩田さん!」
「ああ、ああそうだ!」
力なく肯くやーさん
やーさんを見つめるスワンの表情は、曇っていた
「あっしは〜あれ電話だ!」
ダム、携帯に出る
「ああ、母ちゃん!
何?スルーが、かずひこ君を連れ出した!」
(続く)
何時もながらタイトルの句「先生」は、どう添削したでしょう?
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>まあ俺には、関係ない話ですけど!
それでも黙っている事は出来んのか・・。
>君が、スーパーに払ったお金で何人の外国の子供が、救えたと思っているんだ!
こいつが今までに使ってきた金で何人の外国の子供が救えたと思っているんでしょうね?
無駄メシ食って意味の分からん運動をやっているぐらいなら財産を全部寄付して餓死するべし。
>日本にも職場に来られない『子供』がいます!
痛烈ですなw
>それよりもこの人の愚かな行為によって女性の権利が侵害されたのよ!
このババア・・権利権利って五月蝿いですね?
>万引きなんて俺だって学生時代は散々やりましたよ!
犯罪自慢か?
>ドラマで言えばキャラが被るってやつすかね?
なにげに上手いなw
>女の子もいらっしゃるんですよ!
いつも思うのですが、ババアが「女の子」と呼ばれて恥ずかしくないのでしょうか?
大人として扱われていないという意識は無いのでしょうか?
>杜松「貴方は、また全然別の二つの事を一緒にしょうとしている!」
ナマで聞いてみたいな〜。
我慢大会みたいな感じでw
>「今時、女の子だって銀玉鉄砲で猫や鳩くらい撃ちますよ!」
それでは同じ事を人にやられても仕方がありませんね・・。
>レベルが、低過ぎて議論する気も起きない!
もう降参ですか?
>これって愛人に奥さんへのプレゼントを選ばせる様なモノじゃないの?
もちろん分かりますよ。
分かりやすい例えだと思います。
>あたしの国にもっともっと援助しなよ!
誰の国だって?
帰れ!乞食が!
>それともセクハラで訴えられたいのか?
殴られたいのか?
>あたしなんて小学校の時からクラスの男子から何万円もするプレゼントを貰ってたぜ!
で、それを寄付したんだろうな?
>もう我慢も限界だ!
ちっちゃい奴ですな〜・・。
>「家族のいない人に自分の家族へのプレゼントを選ばせるのは、子供が生めない立場の愛人に子供のプレゼントを選ばせる様なモノですね?」
たぶん分かると思いますよ。
嫌がらせされているようなもんですね。
例え悪意がなくとも、それはそれで問題があるような・・。
>何?スルーが、かずひこ君を連れ出した!
もう切れてもいいのでは・・orz
>タイトルの句
う〜ん・・
「夏休みに 家族で揃って 海に泳ぎに行った」
それとも最近流行りの「良い子だから」を入れるのかな?
「夏休みに お父さんに遊びに連れて行ってもらえるのは 良い子だから」
ちょっと捻りすぎかな?