終業式の日の話の続きです。掃除を終えた時には冬の短い日は落ち、雪が降り始めていました。
私が男子と普通にお話をしているだけで「色気づいてる!」とか「こいつと喋ったら、女子全員からシカトだけどいい?」とか言って来る人がいて、いつの間にか私は男子とはまったく会話が出来なくなっていました。中世君と同じ道を歩いていても何を話したらいいのかが分からないのです。もしもこの姿をクラスの誰かに見られたら蜂の巣を突いた様な騒ぎになるという不安もありました。
「もうここら辺でいいよ」私が言っても中世君は
T先生に頼まれたから家まで送ると譲りません。
私は崩れかけた一軒家に住んでいました。私の家が
ボロなのを知ってわざと「遊びに言っていい?」と聞いて来る子がいました。断ると尾行されました。
お友達を作らない様に努力していたのは
裏切られるのが怖かったからですが、家を絶対に見られたくないという理由もあったのです。
近所では城と呼ばれる程のお屋敷に住んでいる中世君なんかに私の気持ちなんか分かる訳ない!その時までは思っていました。
中世君が突然、言いました。
しりとりしようよ?
この話は此処までです。
雪の降る中を男子としりとりしながら帰った。中学での数少ない、楽しい思い出です。そしてイヴを男性と過ごした貴重な体験でもあります。
SPEEDの「ホワイト・ラブ」等とは程遠い話ですみません。
地面に落ちてもすぐに解けない雪を俳句の季語で「友待つ雪」と言います。美しい言葉です。
「泣いた赤鬼」の青鬼役をカンニングの竹山氏にやらせて見たら面白いかもしれません。
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この俳句は、優しさと強さを感じます。鵺娘さんが作っているのですか?
感性が豊かなのですね。
私の感性は麻痺しているし、おまけに方向音痴なんですよ(笑)