「震えているね?寒いのかい?もっと僕の傍に来なよ!」
「話かけないで下さい」「どうして、そんな事を言うんだい?『こんな時こそ楽しい事を考えないといけない』って僕の母さんが言ってたよ」
「楽しい事なんて・・・ありません!」「いくらでもあるだろう?学校の友達と遊んだ事とか 」
「学校が楽しいのですか?やっぱり貴方とはお友達になれそうもないわ。」「なれるさ!僕は今の学校には今年、転校したんだけど、その日に友達が出来たよ!」
「私に話しかけて来た転校生がいたわ。多分、いつも一人でいるから話かけ易かったのでしょうね?『私なんかと話しをしていたら貴女まで村八分になる』警告したんだけどその子は『それでもいい』と言ってくれたの!『私にも初めて親友が出来た!』そう思ったから、何でも打ち明けたわ。自分の秘密から、日頃は口に出せないクラスの奴らの悪口までね。でもその子は私の話を筒抜けにする事で主流に行こうとしたの!私がそれからどんな目に合わされたか分かる?
だから決めたの!
もう一生、友達なんて作らない!!」「君が辛い経験をして来たのは分かるよ。でも世の中、そんな奴ばっかりじゃないよ。僕の父さんは 」
「悪いけど私、家族の話をするのも好きじゃないから!」「また、そんな事を言う!今頃、きっと君の事を心配しているよ!」
「心配なんかするもんですか!いつも『お前なんかいなくなればいい!』と言っているわ!」「そんな親がいるものか!ああ、父さんも母さんも今頃、僕の事を心配してるだろうな?『遠くに行ってはいけない』と言う言いつけを何故、守らなかったんだろう?そうすればこうして浚われる事もなかったのに!僕は本当に馬鹿だ!」
「私ね、あの海に死ぬ為に来たの!」 (長いので以下略)
明日は死す あさり厨(くりや)に 愛語る
誘拐された少年と少女の会話が延々と繰り返され、最後になってその正体があさりであったというオチなのですが、マリに言われました。
「このキ●●イ女!」
校長先生がお正月も休まずに鶏の世話をした私の事を「優しくて情の深い子」と誉めて下さいました。すぐマリに言われました。
「あんたみたいな頭の悪い女は将来、あんたのお父さんみたいな男に毎日、殴られたり蹴られたりして、泣きながら暮らすのよ!」
「どうしてわずか11歳の子にそんな事を言ったのか?」
大人になってから訊ねに行った事があります。
私があんなに怖れたのはこんなにみすぼらしい小母さん?
その時の印象でした。
「教え子はたくさんいるから一人一人に言った事なんて一々憶えてられない。」私の事に関しても「そういえばすごく大きくて生意気な子がいた様な気がする」との答えでした。
私に対して「些細な事を大袈裟に言っているだけだ!」
と言った人がいます。正解なのでしょう!?
本人は記憶に残らない程の軽い気持ちで口にした様ですから!
でもマリ先生の言った事で当たっている事もあります。
私は大切な人が喜んでくれるなら、それが悪い事だと分かっていてもします。
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